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オルタナティブ・ブロガーは「口だけ番長」だらけだった

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 株主総会も終わり夏休みに入って企業から発表されるニュースが減ったので、ちょっとネタ枯れ気味なこの頃だが、はてなで面白い記事をみつけた。

「[雑談]はてダが「口だけ」な件」

 もともとは、はてなの匿名ダイアリーに書かれたこの記事で、はてなダイアリーの内容には実行の伴わない口だけのものが多いという指摘されたことを受けて調査したものらしい。

 この調査の過程で

 (【タイトルに「と思う」が含まれるエントリ数】+【タイトルに「べき」が含まれるエントリ数】) ÷ (【タイトルに「しました」が含まれるエントリ数】+【タイトルに「みました」が含まれるエントリ数】)

 を口だけ番長指数と名付けている。そして調査の結果、一般のプログの指数は0.26なのに対しはてダのそれは0.84で、やはりはてダは口だけだということになったようだ。
 さっそく私も自分のブログの口だけ番長指数を求めてみた。

ナレッジ!?情報共有・・・永遠の課題への挑戦の 2008/07/29までの全投稿数 493件
タイトルに「思う」が含まれるエントリ数は、7件
タイトルに「べき」が含まれるエントリ数は、 3件
タイトルに「しました」が含まれるエントリ数は、 0件
タイトルに「みました」が含まれるエントリ数も  0件
※分母がゼロになってしまうとこの式自体が成り立たないので若干条件を変える
タイトルに「した」が含まれるエントリ数は、 5件
タイトルに「みた」が含まれるエントリ数も  2件

 ナレッジ!?情報共有・・・永遠の課題への挑戦の口だけ番長指数は、10/7=1.43 となり、私ははてな以上の口だけ番長ということになった。orz
 悔しいのでYahooブログ検索を使ってオルタナティブ・ブログ全体の指数も求めてみる。

タイトルに「思う」が含まれるエントリ数は、132件(37人)
タイトルに「べき」が含まれるエントリ数は、 61件(24人)
タイトルに「した」が含まれるエントリ数は、 49件(22人)
タイトルに「みた」が含まれるエントリ数も  6件(4人)

 なんと!オルタナティブ・ブログ全体の口だけ番長指数は、193/55=3.51(参考:人換算だと2.35)となり、オルタナティブ・ブロガーは、私の倍以上も口だけだという傾向が判明した!
 まぁ、Yahooブログ検索のデータにあまり信憑性がないし、タイトルの付け方は記事の内容以外にテクニック面もあるのでこの数字はあまりアテにならないが。

 で、そもそも「みた」とか「した」というタイトルで結果を書くブロガーと「思う」「べき」という口調を多用するブロガーは、ブログの使い方が違うと思う。結果を書く人は、主に日記の延長として日々の出来事や近況報告的を記録的にブログに書いている。だから、例えばより日記に近いmixiなんかだと、この口だけ番長指数はさらに小さくなるはずだ。これにに対して「思う」だとか「べき」を多用するブロガーは、自己表現だとか意見の表明だとか何かのアウトプットを世に出すツールとしてブログを使っているのだと思う。

 きっかけとなった記事や紹介した記事へのコメントには、「しました」や「みました」という行動結果の記事の方が意見提言よりも情報量が大きくて有益だという意見がある。確かに商品を売り込んだりサービスの評判を確認するなどといったマーケティング分野では、「思う」という意見情報よりは実際に使った結果のほうが口コミ情報としてより信頼できるし重要だろう。
 でもだからといって、私は意見提言の記事が無益だとも思わない。新しいものに対する期待や事件やニュースなどへの反応、明らかになっていない事への仮説検討などの際には意見提言だって役に立つ。ようは時と場合による。

 ただ、そういうブロガーがある特定の場により集積しやすい(あるいは場がそうした人材を惹きつけたり育成する)という現象自体はとても面白い。

Comment(1)

コメント

匿名

んー、申し訳無いけれど、これはあまり有用とは思えません。

べきや思うの表現は確かに頭の中で検証しただけの意見で使う人もいれば、実際に実験して得られた結果を自分なりに考察している時に使う人もいるでしょうし、逆に完全な思いつきだけど自信満々にこうだ!と言い切っている人も(特に経営コンサルタントや情報商材などを扱う人)いますから

そして、しましたという実践物も意味あるもの(例えばスペインでの電車の乗り方など)もあれば、その記事を書いている人1人程度じゃサンプルが少なすぎて意味の無いものもあるでしょう(サプリやダイエット方法など)

ここまで有用ではないと書きましたが、試み自体は大変面白く感銘を受けました

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