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エンタープライズコラボレーションの今と今後を鋭く分析

大規模法人での動画サービスのフィルタリング率は6~7割くらいかな

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 ネットスターから企業におけるURLフィルタリングの状況に関する調査結果が発表されている(参考:「SNSなどの利用を懸念する大規模法人多数、アクセス規制や発信内容保存で対応」)この中のグラフ9によると、2ちゃんねるで8割、Mixiは5割の企業で閲覧禁止にしているようだ。

 実は昨日私が進行役を務めたデブサミ2008での公開ディスカッション「ネオ・ナレッジマネジメント論-ネットワーク上のプラットフォームを活用した新しいコラボレーション形態を探る」でも会場に来ていた参加者から類似の質問が寄せられた。「企業や学校などの組織によってはニコニコ動画へのアクセスをフィルタリングしているのではないか?」というものだ。
 ちょうど良い機会だったので、会場の参加者(だいたい100人くらい?)に挙手で聞いてみたところころ、職場からニコニコ動画へアクセスできる人と出来ない人の割合は、だいたい半分半分で若干出来る人のほうが多めな「55:45」という感じだった。(残念ながら私の目は野鳥の会程ではないのであくまでおおざっぱな感じではあるが)

 デブサミ全体の参加者は、大企業勤務者よりはベンチャーや個人事業者のほうが多そうなのでこの数字は若干補正が必要だと思う。したがって、大規模法人組織におけるニコニコ動画やYoutubeといった動画サービスのフィルタリング率は、Mixi以上2ちゃんねる以下のだいたい6~7割ぐらいという感じだと勝手に推測している。

 ちなみに私も勤務先では当然動画サービスにはアクセスできないので、面白いユーザ動画作品を楽しむのは、もっぱら帰宅後の深夜か休日である。

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