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エンタープライズコラボレーションの今と今後を鋭く分析

実はヒット商品番付にランクインしていた「初音ミク」

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 このブログで前に書いた「初音ミク」をヒット商品番付にの話の続きだが、実は日経MJ(日経流通新聞)では今年から全体のヒット商品番付(2007/12/3掲載)以外に、部門別のヒット商品番付も発表されるようになっていた。年末年始の間ニュースチェックを怠っていたので気がつかなかったが、2007/12/24付の日経MJ新聞には、2007年の各分野でのヒット商品を、「ファッション編」「小売り編」「サービス&エンターテインメント編」「家電編」「ネットビジネス編」「フードビジネス編」の7部門に分けて発表している。
 
 その中で「ネットビジネス編」の小結に「初音ミク(ヤマハ)」がランクインした。以前駄目だったと伝えたがここに訂正してお祝いを申し上げたい。()内がヤマハになっていることは気になるものの本文でも

 「初音ミク」は自分で作成した曲をアイドル歌手が歌うコンセプトが動画投稿サイトで話題となり、音声合成ソフト(一万五千七百五十円程度)は十二月中旬時点で二万六千本販売した。
 (以上 日経MJ 2007年12月14日版 11面より引用)

 と紹介されていた。

ちなみに「ネットビジネス編」他の番付は以下の通り。
横綱:携帯SNS
大関:ケータイ小説
関脇:ねこ鍋
小結:初音ミク(ヤマハ)
前頭1:電子クーポン
前頭2:試供品配布サイト
前頭3:セカンドライフ(リンデンラボ)
前頭4:脳内メーカー
前頭5:男のネット通販
前頭6:ネットでバイト検索

 それから日経トレンディ日経MJSMBCコンサルティング以外に東京IT新聞でも「ITキーワード番付」を発表していた(2007/12/18発行)のでこちらもあわせて紹介。詳細はリンク先を見ていただきたいが、西の横綱が「ニコニコ動画」西の大関が「Twitter」そして「初音ミク」は東の前頭2枚目にランクインしていた。

 これも前に書いたかも知れないが、ヒット商品番付はその年の世相を表わすと共に、そのヒットの原因を考えるといろんな背景や流れが見えてくるのでアイデアを気づくのはもってこいのコンテンツだと思う。個人的には2~3年分のヒット商品番付は、いつも机の引き出しに入れていて、行き詰まったときなどに眺めたりしている。
 
 

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