先月「夏の自由研究」と称してITmediaのオルタナティブ・ブログとイザ!(iZa)記者ブログという2つの実名ブログでの投稿状況を分析してみた。(関連エントリー「その1」「その2」「その3」)その後9月に入って若干これらの実名ブログメディアに変化が起きているので、定点観測として報告してみたい。
9月に両メディアともにブロガーの新規加入と共に一部ブログの休止が行われた。当オルタナティブ・ブログは今月も5名の新規ブロガー加入したがこれにあわせて4名のブロガーがブロガー一覧から消えた。記者ブログのほうではさらに大胆に記者の入れ替えが行われ、18名が新規追加6名が休止となり、合計人数は従来の62名から74名に増えた。この「休止」というのは「中止」や「削除」ではなくあくまで「ファーム(2軍)への退避」ということで記者ブログ一覧から消えただけで「休止」のブログもURLを入力すれば過去の記事を読むことは可能だ。逆に9月から記者ブログ一覧に登場し始めた記者の中には7月から記事を書いている人もいる。どうやら記者ブログには公開はして無いが「ファーム」という表には見えない場所でブログを書いている「隠し玉記者」がいるということのようだ。こんな「隠し玉」探しも面白いかもしれない。
他には同じITmediaの運営する+DBlogが9月末で閉鎖されるといったトピックもあった。
さてそのほかの定点観測データであるが、オルタナティブ・ブログのほうは9月にぐっと投稿頻度が上がりアクティブ・ブロガー(月に1回以上投稿するブロガー)の1ヶ月あたりの平均投稿件数が先月の8.85から9.89に急上昇した。逆に記者ブログのほうは、13.93から11.22(イレギュラーデータを除くと10.76から9.48)へと急激に投稿数が低下してしまっている。これはブロガーの入れ替えに伴い新規ブロガーは月の途中からの投稿ということが影響したようで、以前からいるブロガーだけに限って集計しなおしてみると平均投稿数は13.91(11.53)とあまり変わらない。
以前こういった実名ブログメディアでの月間の平均投稿数は将来10に近いところに収束するのではないかと勝手に予想したが、どうやら10をもうちょっと超えた11あたりに収束しそうな気配である。これについてはまったく根拠のない仮説であるが、1ヶ月の平均営業日(22日間)と関係があるのでないかと思っている。営業日の2日に1度投稿すると11回になるので。
最後にもうひとつ、オルタナティブ・ブログにおける全ブロガー数に対するアクティブ・ブロガーの割合を時系列的に調べた(グラフ参照)ところ、どうやら全体の約3分の2あたりに収束を始めたように見える。毎月新規ブロガーを増やしているのだからこのアクティブブロガーの割合は上昇しそうなものだが、もしかすると2:8の法則のように3人に1人は挫折(あるいはちょっとお休み)してしまうということなのだろうか。
今後も定期的に観察と分析をしていきたいと思う。
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