第34回 SkyDriveの強化(3) 簡単にファイル共有(その2)
またちょっと間が開いてしまいました。(^_^;)
前回に続き2011年11月30日に機能強化されたマイクロソフトのオンラインストレージサービスWindows Live SkyDriveのお話をします。前回は、SkyDriveのファイル共有と共有の連絡方法がより便利になったことをお話ししました。今回はOffice文書の共有やSNSでの共有、ブログへの組み込みなどのお話をします。
第31回 SkyDriveの強化(1) ファイル管理をより簡単に
第33回 SkyDriveの強化(2) 簡単にファイル共有(その1)
Office文書の共有
Office文書(一般的には、Word、Excel、PowerPoint等になりますが)を共有しても相手がマイクロソフトオフィスをインストールしているとは限りません。特にプライベートではそういうことがあります。SkyDriveでオフィス文書を開くとまずは、Office Web AppsというWebベースのOfficeが起動します。
共有した相手のパソコンにマイクロソフトオフィスがインストールされている必要はありません。この例ではPowerPointによるプレゼンのファイルを参照しています。SkyDriveの共有機能では共有したい相手に閲覧させるだけではなく、編集させることもできます。
実際に共有しているファイルを例にしてありますので、共有している相手の方のアイコンと名前はマスクさせていただきましたが、ここに共有したい相手のWindowsLiveIDの名前が表示されます。
このまま閲覧することもできますし、Webブラウザ上で編集することもできます。もちろんマイクロソフトオフィスがインストールされていればPowerPointを使って編集することもできます。
SNSへの投稿が簡単に
SkyDriveに保存しているファイルなどをFacebookやLinkedInなどのSNSに簡単に投稿することができます。一例を示します。
この中から写真を選びます。やはりガンダムと言えばガンダムMkIIですよね。・・・ってそういう話じゃなくて・・・。ここの共有のリンクをクリックします。
下記のようにデフォルトではFacebookまたはLinkedInいずれかまたは両方のSNSに投稿できます。
メッセージを書いて、投稿ボタンをクリックするだけです。するとFacebookには下記のように投稿されます。
リンクの取得
ファイルへのリンクを埋め込むことができます。同様に共有リンクをクリックします。今度はリンクの取得を選択します。
ここで、「公開しましょう!」のリンクの取得ボタンをクリックします。下記のリンクが取得されます。
ブログへの組み込み
ブログなどにファイルへのリンクを埋め込むことができます。今度は埋め込みリンクをクリックします。
下記のようにブログに埋め込むHTMLのコードを生成してくれます。
下記画像は、実際に埋め込んだものです。
簡単便利に共有できる
このようにファイルを共有するだけではなく、より簡単により便利に共有できるようになっています。
三回にわたりWindowsLive SkyDriveの機能強化についてお話しさせていただきました。私のポッドキャスト番組でもお話しさせていただいてのですが、「今までアカウントを作って放置していたけど、使うようになりました。」というお話もいただいています。是非活用してみてください。