Mac OS X編Windwos編3OS比較編を書きました。最後にまとめとしてMacBook Proを考察します。

17インチには劣るとはいえ、15インチでは最もリッチな構成です。ミドルレンジのGPU、モバイルとしては十分速いCPU、仮想化しても十分なメモリ量(8GB)と第一世代SATA 3.0コントローラーのSSDの組み合わせです。この構成ならば、性能的に廉価デスクトップPCを凌駕します。私がいつも使っている自作デスクトップPCと比較して勝っているのはGPUぐらいです。

常に電源があるところで使用するならば、リッチな構成でも問題はありません。バッテリー駆動時間などは調べませんでしたが、外で使うことを前提にしない構成のためです。

もし、このスペックマシンを4年間使うならばこの構成でも良いと思います。メモリ8GBを使い切るケースは現時点はないと思います。

使用していて一番気になったのはキーボードです。私がThinkPad系キーボードに固執するのは、そのキータッチが秀逸なためです(ThinkPad X201sを購入した(キーボード編))。ですが、最近は他のメーカも悪いというほどではありません(某社のノートPCのキーボードはよくなかったけど)。

MacBook Proを使ってみましたが、悪い印象はありません。以前にAppleが販売しているアイソレーションキーボードを使ったときは、抵抗が低すぎて好きにはなれませんでしたが、MacBook Proクラスならば常用しても良いかなと思います。なぜ、これと同じものを外付けキーボードとして発売しないのか理解できません。特に光るところとか良いと思うのですが。まぁ、ThinkPad USBキーボードもThinkPadとは少し違いますけどね(土台の固定部分を...ここを改善したらすぐに2個買うのに)。

最近15インチにフルHD(1920x1080)を搭載するノートPCが増えてきました(Let's NoteやThinkPadとか)。MacBook ProにはフルHDをサポートするのは17インチクラスのみです。iMacでも高解像度を採用しています。このため、15インチでフルHDをサポートする製品が出てきてもおかしくはないと思いますが。それは次の世代でしょうか。

ストレージの交換はマニュアルどおり行えば簡単に出来ました。ただし、T6が必要ですか。ツールレスの方が良いと思うのですが。

MacBook Pro Early 2011でMacBook Airで採用したSSDとHDDの両方を搭載すると噂が出ていませんでしたが、実現しませんでした。筐体をあけると、無理かなと思わなくもありません。MacBook ProとThinkPad X201sを比べるとThinkPadの方がすかすかです。

今回のMacBook Proが発売になるときに、もしかすると光学ドライブの排除も行うのかと思っていましたが、まだ時期尚早なのかDVDドライブをつけてきました。iTunesストアもあるため将来的には光学ドライブも排除するでしょうし、HDDも止める方向に持っていくような気がします。Thunderboltも付きましたので、データはインターネットの向こう側かもしくはThunderboltかネットワーク上に配置し、本体は必要最低限のアプリをSSDで搭載するシナリオなのかも知れません。

MacBook Proのデザインは秀逸です。蓋を閉めた感じでおいておくと非常に映えます。カッコ良いですね。

このリッチな構成で薄いほうだと思います。主要な15インチクラスのディスプレイを持つノートPCは以下になります。

・MacBook Pro 15inch 高さ:24.1mm
・ThinkPad T510 高さ:35.8mm
・Let's note B10 高さ:43.2 mm
・VAIO Cシリーズ 高さ:39.6mm

MacBook Proは突出して薄いつくりになっています。筐体を開けるとそれがわかると言うものです。

私は今のところまだMacユーザになったことがありません。理由はこれと言ってありませんが、トリプルディスプレイの構成をMacで行おうとすると高額なMac Pro以外の選択肢がないところがネックになっています。さすがにMac Proは購入する気はおきません。また中をいじることができれば筐体だけでも使ってみようかと思うのですが、Mac Proの筐体の中身も特殊なので、中古を購入して中身だけ入れ替えることもできません。

MacBook Pro Early 2011からは本体のディスプレイを加えてトリプルディスプレイができると思われます(まだDisplayPortのディージーチェーンできるディスプレイがないため2011.3の時点ではできない)。

これでMacを買わない最も大きな理由がなくなってきました(現時点ではDisplayPortを持つディスプレイを持っていないので、ディスプレイから揃えないといけないのでできません)。

以前考えた以下の構成ができる時代がきたら考えます。

現時点(2011.3)ではAppleは高額な27インチしかディスプレイしか販売していません。このためトリプルディスプレイを構築するには勇気はありません。このため安い21インチのiMacと21インチディスプレイ2台のセットとか販売しないものでしょうか。それならば、乗り換えも検討すると思いますが...Appleのことなのでそんな中途半端なことはしませんね。

私はThinkPad派です。このため、MacBook Proと比較してしまいますが、両者は思想が根本的に違いますが、両者ともに言える事は方針にブレがないことです。ブランドとは一朝一夕では確立できませんが、ブレない方針が忠誠心が高いユーザを確保できるのでしょう。

櫻吉 清(さくらきち きよし)

Special

- PR -
コメント
hidea1973 2011/06/28 12:14

はじめまして、先日ようやくMBPを手に入れた者です。
記事を拝見して15インチモデルにもフルHD(WUXGA)の液晶があると良いのになんて思っていたので、同じようなことを考えている人もいるんだなーと、ついコメント欄にカキコしてしまいました。
結局自分の場合は液晶の解像度が譲れなくて17インチモデルに流れてしまったんですけどねw

現在は起動ドライブにX25-Mの160GB SSDを入れ、光学ドライブ撤去後のスペースへ東映無線で売られてる「SlimBay9.5SA-HDD.SA」という光学ドライブ型のHDDマウンターにもともと入っていた750GBのHDDを入れてデータ用に使っています。
光学ドライブは外付けUSB接続のBDスリムドライブを元々持っていたので、使うときだけそれを繋げば良いやって感じです。

MBPを使うようになって、たった85WだかそんなACアダプタでこの性能を持ち運べることに驚きを禁じえないというのが感想です。
触り心地もなかなか素敵で満足度の高いものです。
自分はThinkPad s30→VAIO type S→iBook G4→VAIO Z→VAIO Tと使ってきて、久しぶりのMacで、初めてのIntel Macですが、今のMacは皮肉なことに最良のWindows機になっているような気がします、SONYやLenovoにはもっと頑張ってもらいたいですね。

櫻吉清 2011/08/02 20:53

hidea1973さん、コメントありがとうございます。
Macが最良のWindows機というのは、確かにそうですね。Windowsマシンとして何も不満が出てきませんしね。差別化を考えると他のPCメーカはもっとがんばって欲しいですね。特に薄さとか。
今後もよろしくお願いいたします。


コメントを投稿する
メールアドレス(必須):
URL:
コメント:
トラックバック

http://app.blogs.itmedia.co.jp/t/trackback/77444/26118975

トラックバック・ポリシー


» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

<!-- include:/kichi/profile_name.html -->櫻吉 清<!-- /include:/kichi/profile_name.html -->

櫻吉 清

IT業界ウオッチを趣味としている。知的好奇心の趣くままに何でもチャレンジして、とりあえず壁にぶつかってみる。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
カレンダー
2014年4月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      
Special オルタナトーク

2014年に向けて

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ