英語でのグローバルチームとの交渉、コミュニケーション、コラボレーションのために、一から英語の勉強をやりなおすことにした。四十の手習いどころか、47歳にして英語をやりなおすわけだ。

 37才でTOEIC225点、TOEIC235点だった時から、600点を超えるまでの間に実践してきた勉強方法のうちで、効果があったもの、なかったものを皆様にも紹介しながら、私が今、勉強するために行っている内容も紹介していきたい。

 くれぐれも、

「何度勉強しても、TOEIC500点未満」

の、英語という面で本当に駄目な私のような人のためのものだ。

まず、以下を参考に英語の訓練に入る前の準備をして欲しい。

 準備段階での6つのポイントのうちの最も重要な3つは

1. 極力英語環境にする

2.1日2時間半。週末に8時間の時間を確保する

3.キャズムを超える時期までは我慢する意志を固める

 それぞれ、私は以下のように行っている。

1. 極力英語環境にする

 「外人の彼女を作れ」とか、「1年中FENを聞いていればある日急にわかるようになる」などという幻想を信じてはいけない。

 しかし、英語に触れる時間を少しでも増やすことは重要なことである。

 私は以下の3つを行った。

 ①携帯電話の言語を英語にする

 ②Webブラウザーを英語モードに変える

   IEの場合、インターネットオプションの全般の言語にするか、英語版のIEを入れる

 ③メールソフト(私の場合はLotus Notes8.5.1)を英語版に入れなおす

  注意しなくてならないのは、こだわり過ぎない、徹底的にやろうとしないことである。  英語版のWindowsに入れ替えるために何時間もかけるということはしない。ここがメインではないので、気がついたときにできる範囲でやればいいのである。

2.1日2時間半。週末に8時間の時間を確保する

 これが最も重要である。「1日15分」でとか、「超勉強法」、「聞くだけで」、「聞こえない音が聞こえるようになる機械」「英会話教室に行くだけで」のようなものに逃げていては、結局英語力は向上しない。

 英語に限らないが、1時間以上の集中時間の確保と毎日のリズムが全てであるといっていいだろう。

 何度かTOEICのテストを受けてもTOEICが450点以下の人が100点伸ばそうと思えば、

「毎日2時間×半年」+「週末8時間/2日」=約400時間

 が、

最低でも確保しなくてはならない時間である。
 同じ半年で200点伸ばそうと思えば、この倍の800時間勉強するように考えればいいだろう。

 くれぐれも、不老不死の魔法の薬、方法を探すことはそろそろやめたほうが良い。
 既に英語の勉強方法は確立されている。

3.キャズムを超える時期までは我慢する意志を固める

 マーケティングを勉強している方はキャズムという言葉を聴いたことがあるだろう。

 英語の勉強に置き換えるなら、勉強をはじめてしばらくは、まったくと言っていいほど効果が感じられないし、TOEICテストの結果が現れない。1日2時間リズムを作って3ヶ月から半年したころに急に点数があがりはじめるのだ。

 私は、「勉強の仕方がわるいから」と思って信じていなかったが、1日2時間をやりはじめて5ヶ月後のTOEICで急に点数があがった。そして、また、停滞したのだ。

 この急激に点数が上がり始めるフェーズに移行するために超えなくてはいけない溝を「キャズム」と呼ぶ。英語が出来る人は、この、キャズムを超えて効果を実感したころの勉強方法を教えたがるが、それ以前の勉強が、実は非常に重要で、いきなりそこを勉強しようとしてもキャズムは超えられない。基礎が重要なのだ。

 この半年は、飲み会、デートなどなど、あらゆるものより、英語を優先するだけの覚悟を持って望まなければ、結局途中で挫折することになる。

 私は、今回、基本的にITmediaのブログ記事を書くために確保していた時間を半年間は英語の勉強にあてることにした。

社員の英語力向上がコスト不要で簡単にできる効果的な方法 http://blogs.itmedia.co.jp/kenjiro/2010/05/post-e50c.html

英語スクールの選び方、使い方」 http://blogs.itmedia.co.jp/kenjiro/2010/01/post-ca0c.html

効果的な3つの英語訓練方法http://blogs.itmedia.co.jp/kenjiro/2010/01/toe-8651.html 

*"急激に点数が上がり始めるところを「キャズム」と呼ぶ。英語が出来る人は、この、キャズムを超え始めたころの勉強方法を教えたがるが、"  を、  "この急激に点数が上がり始めるフェーズに移行するために超えなくてはいけない溝を「キャズム」と呼ぶ。英語が出来る人は、この、キャズムを超えて効果を実感したころの勉強方法を教えたがるが、"に修正 (14:30 29DEC2009)

けんじろう

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コメント
枝葉末節ですが 2009/12/29 11:32

『キャズム』ってマーケティング用語だと思っていました。個人のスキルにも言えるんですね。それにしても、もともとは、chasmは、『溝or割れ目』的な意味だから、
>この急激に点数が上がり始めるところを「キャズム」と呼ぶ。
という表現は少しおかしいと思います。

>キャズムには行き着かない
という表現も、「キャズムを越えられない」と言い直すべきでしょう。

英語学習の、初心者と中級者には壁があって、壁の手前側の初心者向けの記事が少ないという、本文の趣旨には賛成です。

吉田 賢治郎 2009/12/29 12:49

枝葉末節ですがさん

 キャズムに関して、まったくその通りです。今、見直してみると、少し違いますのよね。もう一歩前を越えるかどうかですから。
 今、時間内のですが、後で、修正しておきます。
ありがとうございます。

ほっこり 2009/12/30 04:41

はじめまして、RSSリーダーに登録して拝見しています。
Twitterでもフォローさせていただいてます。(こっそり)

すみません、まともに勉強もせずTOEIC受けてとんでもない点数とってます。

が、受験時を思い出すとキャズム(←初めて知りました)を理解出来ます。
ある一定の勉強量をこなすと、急に偏差値が15位上がりました。
その後勉強時間を最低限確保しておけばキープする事は出来ました。

なので、あの時間を確保する事が一番大事かなと思いつつなかなか・・・。
ヒヤリングとスピーキングはSkypeで英会話レッスンを毎日25分だけ
受講しているんですがインプット増やさないと駄目ですね。
アウトプットばっかりやっていても。
(前提となる時間がお粗末過ぎですが)

続き楽しみにしています。


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コラボレーションとビジネスのスキル、お父さんのIT利用、マネジメントについてお伝えします。

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