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本の読み聞かせの効果と本の選択~ネットで本が好きになる(2)

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3歳から12歳までのお父さん業で重要だったこと」で書いたとおり、「本の読み聞かせ」は、学力、コミュニケーション能力、親子の信頼関係作りに非常に効果がある。

 しかし、効果を出したいと思うあまり、逆効果になってしまうこともあるようだ。

「本が好きになる」

「本を読んでくれるお父さんが好きになる」

ことが目的であることを忘れずに、以下に注意して読んであげて欲しい。

<読み聞かせの注意事項>

・本は極力、子供が読みやすいものを選ぶ

・本が好きになることが最大の目的なので、勉強になる本やしつけの本を無理に選ばない(そのうちに、自分で選ぶようになります)

・可能なら子供に自分で本を選ばせる (エッ?! と思うような本を選ぶでしょうが我慢)

・興味あるなら、マンガやゲームの後略本でも喜んで読んであげる(ポケモンの後略本はかなり読みました)

・極力楽しく読み聞かせる(大げさに読んだり、登場人物を演じきって)

・読み聞かせの途中で別な本が読みたいといったら、他の本を読んであげる

・同じ本を何度読んでも構わない (私はかなり苦痛でしたが、、)

・本を読んでほしいと言うようになったら褒める

 実際に子供に本を読んであげるときには、難しい物語のものほど、極端にオーバーな読み方をすると喜ぶようだ。 女性の会話では女性の声色で、海賊は太い大きな声で、赤ちゃんならなら赤ちゃんのような言葉使いで読むのである。 子供達は、そんなお父さんに楽しさと温かみを感じるはずだ。

 さて、いざ、

本の読み聞かせをするときに悩むのが、どの本を読むのかだろう。

<本の選びかた>

 娘のメールにもあるように、「ドラえもんの○○不思議シリーズ」や絵本のように、読みやすく、新しいことを知る楽しさを感じられるものがいいようだ。

「ミッフィー」「ぐりとぐら」「ズッコケ3人組」「ばーばパパ」

などのシリーズも喜んでいた。

 息子は「ゲームの攻略本」や「NARUTO」を読んであげたが、そのおかげで、少し難しい漢字や単語を覚えられたように思う。娘たちに読んだ「生徒諸君」などのマンガでは人間ドラマやモラルを知ったはずだ。

 マンガなどでも「歴史マンガ」は、その時代の出来事、歴史上の人物の名前などを楽しみながら覚えることができ、小学校高学年や中学での歴史の勉強の基礎としては非常に役立ったようだ。

 ストーリーや人物の名前、歴史用語を正確に覚えていなくとも、耳と目でそれらに馴染んで身近に感じられているだけでも効果は大きい。歴史の時間にいきなり次々と歴史上の人物や出来事、家臣、幕府、藩、地域の名前が出てきたのでは、頭の整理がつかずに遅れてしまうが、馴染みがあり、関係が整理できているだけでも、大きなアドバンテージとなるのだ。

 ちなみに、うちの子供達はイソップ物語や世界の名作全集にのっているものは、あまり喜ばなかったので読まなかった。 また、割とあらすじが暗かったり、残酷だったり、

可愛い動物、美しい人=正義

見にくい動物、ハンデを持った人=悪

のような偏見を感じることが多いのも、気になっていた。

 今では絵本でも読み物でも日本のものの方が質が高く、身近でいいのではないかと感じている。

 とにかく「興味を持ったものは片っ端から読んであげる」といいだろう。

そして、読んでいて子供がつまらなそうなら、すぐに別の本に変えてあげればいいように沢山用意しておこう。

 いい本がなければ、先に書いたように、マンガでも後略本でも何でもいいのだ。

また、学校関係の方からお勧め本をご教授いただいた。 次回「子供向けの本をネット探す方法」を投稿するが、まずは参考にしてほしい。

①理論社「よりみちパン!セ」 http://www.rironsha.co.jp/special/series/index.html

②岩波書店「岩波新書」「岩波ジュニア新書」http://www.iwanami.co.jp/hensyu/jr/index.html

③ナツメ社「図解雑学」シリーズ http://www.natsume.co.jp/

④創元社「知の再発見」シリーズ http://www.sogensha.co.jp/book_series_sai/index.html

筑摩書房「ちくまプリマー新書」 http://www.chikumashobo.co.jp/special/primer3/

<週末だけ読み聞かせすることの意義>

 毎週末の寝るときに、楽しく本の読み聞かせをすると、子供達は

「お父さんが読み聞かせをしてくれる週末が待ち遠しい」

と感じるようになってくる。そして、週末にお父さんに読んでもらうために、平日に

・図書館などで本を選ぶ習慣がつき

・週末が待ちきれずに自分で本を読む

ようになる。

 平日が

・自発的に本を選ぶ

・自分で本を読む

きっかけの時間となるのである。そういう習慣が出来るという意味でも、週末だけお父さんが読み聞かせをするのことの意義は大きい。

 これを、幼稚園に入る前の3、4才から小学校5、6年生(11、12才)まで続けるわけだ。

 子供が成長するにつれ、選ぶ本はどんどん高度になり、文法がわかっていないくてもTPOに合わせて使うべき自然な日本語が身につき、かなり難しい漢字も馴染みのあるものになってくはずだ。

・学力の基礎

・第三者な視点の疑似体験

・親子の信頼関係の基礎

の3つの意味で、

「本の週末読み聞かせ」は「お父さんが子供に出来る最大の贈り物」ではないかと思っている。

 反抗期の始まった5年生ぐらいでも遅くはない。ぜひお試しく欲しい。

次回は、「本の週末読み聞かせを効果的にするネット利用」を紹介したい。

続き → 2/10 8:30 予定

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