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子どもの自殺予防マニュアル

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 子供の自殺を防ぐための教師向け「子どもの自殺予防マニュアル」を文科省が完成させたそうだ。 3月までに全国の小中高校に配布される。素晴らしい取り組みだと思う。

 このマニュアルでは、自殺直前に子どもが出すサインを早期に察知し、それをチームで支援していくことが重要だと提言し、子供が出す自殺の兆候の例も記載されている。

このマニュアルの発行に関してだが、

昨年3月に文部科学省の「児童生徒の自殺予防に関する調査研究協力者会議(第1回)」の議事録

”最近、子どもたちが傷つく要因の1つとして、ブログやホームページといったインターネット上での、特定の子どもに対するいじめがある。それにどのように対応するか、子どもたち自身も悩んでいるし、学校でもこれをなかなか把握できずにいる。今後、こういうものに対する対応や、こういうものによって傷ついた子どもが自傷行為に走ったり、自殺をするといったことを防ぐような対策を考えていかなければならない。”

という記述があり、これら(こどもの自殺全般)に対して、

”自殺を予防するという観点からの教育、生徒指導、さらには教育相談というものについて、現場の先生方にはまだまだ腑に落ちてないところがあるのではないか。そういった概念やその必要性、重要性を先生方に感じてもらえるよう、自殺予防のマニュアルづくりをしていく必要がある。”

と自殺予防マニュアルに関する提言があり、第二回(4月)には具体的な日程が明記されており、年末にも出るのではないかと期待していた。

 私は「論座」と「日本の論点」で、学校裏サイトへの対応例を寄稿したが、その中で「学校としていじめに対するガイドライン(先生がどう対応するか)を作成してを公開してほしい」と提言した。今回、ガイドラインが出来たことになる。

 この「子どもの自殺予防マニュアル」が保護者に対して早期に公開されることを期待している。

 こどもが、いじめられている、あるいは自殺の兆候があるときに、学校に連絡するべきかどうかの判断材料になると共に、このマニュアルは家庭内でも応用できるからだ。

 「保護者と学校、地域が一体となって、、」と言うのは簡単だが、実際には非常に難しい。まずは、このようなマニュアルを共有するところから始まるのではないだろうか。

------------------- 参 考 -----------------------------

学校裏サイト、親子のネット利用、子育てに関する記事一覧 → 子育てとIT、ネット問題(一覧のタイトルを選ぶと、その記事の全ての内容が見られます)

1年前に「青少年のための自殺予防マニュアル 」という本が出ている。参考まで。

Comment(2)

コメント

良いことですね。
マニュアルで出来るものではない、という反論もありそうですが、まずは体系立てて対応するという姿勢が大事ですよね。
こういった、モグラ叩き的な対応からの脱出が必要だと感じます。

ookiさん
>まずは体系立てて対応するという姿勢が大事ですよね。

私もそう思います。
どんなスポーツでも基本的な知識、技術を教えてくれる教本があります。
教本で解決できるわけがないのですが、まずは、体系だって
基本を知ることが、重要だと思います。
何もかも、現場の工夫と言われては、先生も、親も困ってしまいますから。
コメントありがとうございました。

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