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Foursquareが熱い

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Location-based Social NetworkingのFoursquareのユーザーが急増しています。

位置情報を利用するこのLocation-based Social NetworkingはGeosocial Networkingとも呼ばれ、iPhoneなどGPS機能をもつスマートフォンや携帯電話の利用者増とともに、今後も急成長する分野のひとつとして注目されております。


Foursquareは、レストランや図書館やお店など今いる場所をスマートフォンや携帯電話で"チェックイン"するという極めてシンプルな内容です。

ユーザーは、チェックインの数などでバッジを獲得したり、その場所の"市長"になれるといったように、バーチャルな世界でのゲームを楽しむことができます。
また、実際の店舗とタイアップして割引を受けられるような"SPECIAL OFFER"も提供しているので、実世界でも恩恵を受けることができます。

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2009年3月に設立されたFoursquareはわずか20名ほどの従業員数ですが、1年後の2010年3月には72万人のユーザーが利用し、その後も急激な勢いでユーザー数が増加し、8月2日には260万人に、そしてつい最近300万人を超えました。


先週、5億人のユーザーを抱えるFacebookが同様のサービス"Facebook Places"を開始し、Foursquareの今後のビジネス成長が疑問視されましたが、周囲の心配をよそに、"Facebook Places"開始翌日には20,000人というFoursquareユーザー登録数1日あたり最高の新規ユーザー登録があったそうです。


実際にFoursquareとFacebook Placesそれぞれを利用してみた感想として
1. 開始間もないFacebook Placesは場所の事前登録がまだまだ少なく、チェックインの際にまず場所を登録しなければならないことが多い。
2. Foursquareに比べてFacebook Placesはゲーム的要素がないので、面白みにかける。
3. Foursquareでは、SPECIAL OFFERにより実際に割引などを受けることができる。

などから、今のところはFoursquareのほうを楽しんでいますが、Facebookもどんどん機能拡張していくと思うので、当面は双方でチェックインをしていくつもりです。


最近、NY Times Squareに登場したFoursquareの巨大な看板
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(http://blog.foursquare.com/より抜粋)

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