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24時間テレビから発想してテレビ局生き残りの超大胆な考察

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日本テレビ系列の24時間テレビ、なにかと賛否両論あるようです。

40億円の制作費を使って出演者もテレビ局もみんな利益を得ている中で2.5億円程度の寄附を集めてどうとかこうとか・・・。
ふと、ちょっと簡単な試算をしてみました。
というのは、
どうせやるなら、年一じゃなくて毎週やったらどうだろう?と。
そうしますと、1回あたり2.5億円のチャリティ x 52週 = 130億円
日本テレビの連結売上約3000億円に対しては4%もの金額になります。
営業利益の40%。
世の中には企業の利益の1%とか3%とかを寄附にまわそう、という取り組みがあったりするわけですが、それに較べるとものすごい貢献になる。

売上3000億円に対して営業利益300億円だと、年間の支出額としては2700億円となりますが、1回あたり制作費に40億円使ったとして2000億円。
週一の24時間テレビ以外でバラエティなど手間やお金のかかる番組をやめて社会福祉に関わるニュースや啓発番組をしっかり放送するかたちにしても事業規模を維持できる可能性もある。
どこのチャンネル見ても同じ今のテレビ放送の枠組みから一歩抜け出すと同時に、社会に直接的に貢献することも可能なのではなかろうかと。

まあ、かなり乱暴な仮説ではあります。
それこそ、あんな規模の番組を毎週なんて出来ないやろ、とか、毎週寄附集めるのは非現実的なのかもしれません。

でも、健康食品や美容グッズの通販(主にBS)とか、タイアップ宣伝半分のお笑いバラエティばかりの中で、逆に思い切ったことができるのは大手だからこそかもしれないなどと妄想してみました。(^_^;)
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