吉川さんのエントリーを見ていて、最近でも「情報系システム」っていう言い方は普通にするんだな、と思いふと筆を執りました。(吉川さんのエントリーの主題とは話題が違ってますけど。また、キーボードをたたいているだけで、筆は使ってない。。。)
さて、その「情報系システム」ですが、会計や受発注、生産管理などといったいわゆる業務に直結するシステムを「基幹系システム」と呼ぶのに対して、メールやオフィス文書の共有、DWHなど分析系のシステムを総称したものを指していますね。
従来の感覚だと、基幹系システムは止まったら大変なことになるもので、情報系はちょっとぐらいは止まっても平気なんて言われてました。実際、コンサルティング会社にいた頃、主に情報系のシステムに関わるプロジェクトで、「俺たちのやってるのは情報系だから、まあ気が楽だよね。たとえメールが一日くらい止まっても、そんなに大事にはならないから。」なんてことを話してました。
基幹系システムは英語でいうと、Mission Critical System(文字通りミッションクリティカルな止められないシステム)で、情報系はInformational System(こりゃまた、なんだかわかったようなわからないような)となり、読み替えると”情報系はミッションクリティカルではない”という感じです。
しかし昨今では、メールや情報共有のためのシステムが業務時間中に1時間でも止まったら大変な騒ぎになるでしょう。インターネットのアクセスが10分できなくなっただけでもパニックに近いかもしれません。今や大抵の情報系システムも、ミッションクリティカル=基幹系のシステムになっているのではないかと思います。メールが止まると大抵誰かが、「うあー、これじゃあ仕事ができないよー!」って叫ぶでしょ?
そんなに昔を振り返らなくても、企業内システムでのWebシステムの位置づけは、ちょっとくらいパフォーマンスがわるくても、少々止まってもいい、ややゆるいイメージがありましたが、最近ではそうとも言えなくなっています。企業におけるコンピュータの役割がデータプロセッシングだけから、さまざまな領域に広がってくる中で、なぜか基幹系と情報系というカテゴリ分けだけが、なんとなく残っているような気がします。
こう考えてくると、基幹系と情報系という区分ではなくて、基幹系(重要なやつ)と新興系(新しい技術や発想で業務を支援するもの)というふうにしたほうがいいのかもしれないなと考えたりしてます。
メールやKMシステムが”ゆるい”ものから”クリティカル”になるのに10年くらいかかったのかなという感じですが、web2.0的なもの(技術やシステム)がいわゆる”エンタープライズ”と対比して”ゆるい”イメージである中で、エンタープライズ2.0というようなもじりを待たずとも、既に一部は極めてクリティカルなものになっていることを考えると、この”新興系”から”基幹系”への移相のスピードはかなり速くなってきていると言えそうです。
”新興系”じゃあ、ちょっとカッコ悪いから、もう少し気の利いたネーミングのほうがいいかもしれませんね
?
一方、いわゆる「情報系」ですが、情報系でもInformationalにしても、どうもしっくり来ない感じがします。そこで、ちょっと考えてみました。
個人的には、基質系(Matrix System)と提唱したいと思います!(勝手に(^_^;))
え?マトリクス?なんじゃそりゃ?って言われそうですが、こういうところから発想しました。⇒参考文献: Wikipedia(細胞外マトリックス)
どうだっ!? (だめ?)
あんまり、”情報系システム”をいじると、吉川さんに怒られるかもしれないので、ここまでにしときます。
Special
- PR -| みなとのとら | 2007/04/27 08:32 |
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マンゴーから情報系システムへ来ましたか(^_^)v | |
| りー | 2007/05/08 13:22 |
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私は、神経系(いわゆる情報系)と血管系(いわゆる基幹系)のアナロジーを使うことが多いですね。いかがでしょう。 | |
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