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会社がなすべき当たり前のこと、人がなすべき当たり前のことでありながら、多くの人ができていないことを、いかに行うかを考えるきっかけになればと思います。高杉晋作の辞世の句でもある「おもしろき こともなき世を おもしろく」をブログ名に、日々普通に起こっている会社や社会での出来事を、いかに考え対応すべきかという視点で書いていきたいと思います。

ミスをなくす簡単な方法

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人はミスをする。
人間であれば、それは仕方がない。
しかし、同じミスを繰り返すとしたら、それは問題となる。

同じミスを繰り返す最大の理由は、
なぜミスが起きたかの検証をしないからだ。
ミスが起こった原因を突き詰める必要がある。

例えば、新規事業を始めても、
失敗があれば、次に同じようなミスはしなければ、
大きな損失を回避することができる。

私の著書にも書いたが、PDCAを素早くくるくると回すことが、
早い成功に必須となるが、
そもそもP(プラン)、つまり計画がない場合が多い。
Pがなければ、C(チェック)やA(アクション)もない。
残るのはD(ドゥ)のみである。
何とも頭の悪そうな状況にしかならないのだが、
世の中には、このDのみで動く人が多い。

どんな小さなミスでも、簡単に考えずに、
なぜそれが起きたのかを深く考えることで、
ミスを無くすことにもつながり、
さらに、ロジカル・シンキングの練習にもなるはず。
ぜひ、やってほしい。

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