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映画「Two Tales of Whales ふたつのクジラの物語」を応援しよう

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スゴイ、応援したい、と思う映画と製作者に出会った。7月8日にSBP(ソーシャルビジネスプラットフォーム)の朝会で、ドキュメンタリー映画「Two Tales of Whales(ふたつのクジラの物語:邦題・仮)」の制作を進めている佐々木芽生監督のお話をうかがい、同映画のさわりを拝見した。

シーシェパードをはじめとする勢力にやられっぱなしの日本の反撃、という単純なお話ではない。色々と深く考えさせられる、示唆にみちた、でもユーモアもある作品だ。なにより思いと緊張、洞察などが込められた「感じる」作品だ。

アカデミー賞をとったとてもよくできた映画「The Cove」は、各国で反イルカ漁、日本は間違ってる、という印象を植え付け広めました。イルカ漁で海が真っ赤になるといった、事実でない特殊効果を使ったり、感情をあおるものすごい作品です。

しかし、日本からの情報発信が実に乏しいのも事実。これではいけないと一念発起したのが佐々木さん。シーシェパードに脅されたりニューヨークを歩けなくなると言われたり、実に大変な中、何年もかけて完成に近づいています。

この映画は、いろいろな示唆があります。

・グローバルとローカル 英国のEU離脱など、この延長上に各国で問題が起きていますね。

・二局対立 世の中では二局対立の構造をよくみます。難しいですが、一方的な主張だけでは前に進まない。

・情報発信の力 ネットやメディアをフル活用するグループ 対 発信が弱いグループ の様。ISもメディア活用はスゴイですよね。

・価値観の押し付けってどうなのか? 民主主義を他国に押し付けたり、様々な他の例も頭をよぎります。

・原理主義に身をゆだねる人 その方が生きがいを感じるのでしょうが、冷静にみるとこっけいだったりします。でも、自分や身近な人にも、相似形のことがあるなあと思います。

・東京(日本)の息苦しさ いまの東京って、声をあげにくい雰囲気があると感じる人は少なくないようです(そうした閉塞感もあって海外に行った起業家もいますが)。でも、意見を発する交えることはとても大切なことだと思います。黙っていても何も進まない。

・個人のスタンス The Coveの監督は、ある日本のメディアのインタビューに、初回は「イルカは知性をもったヒトに近い存在だから殺してはならない」と言い、二回目には全くそれは言わず「クジラやイルカを食べると水銀過多になるから健康のために禁漁を言っている」(これは科学的な論文で毒性問題は否定されている)と論を転じたとか。シーシェパードを利用したが心中する気はないのでしょう。

・日本人はこうした作品を応援しなさすぎ 米国などでは、こういった作品を応援するカルチャーも仕組みもあるが、日本は見殺し?状態に近い。日本の大企業や富裕な個人は、こういうことへの参画・支援をもっとやる方が幸せになる(+もっとよい社会をつくることに貢献できる)と思う。→ 支援の問合せはこちら

まだ予算が足りません。このままだと埋もれてしまいかねません。応援したいです、応援しましょう。

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<参考記事>

この映画でNYを追放される? 日本人監督が挑む「捕鯨の真相」ハフィントンポスト

【シー・シェパード】クジラ映画製作の日本人女性監督を"攻撃" 脅迫のメッセージも 「どんな妨害にも負けない」と意気込む監督 - 産経ニュース

昨年終了のクラウドファンディング

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