「コンテンツビジネスのエコシステム(生態系)戦略」講演とその資料
「コンテンツビジネスのエコシステム(生態系)戦略」と題して2月4日Tジョイ博多での「福岡ビジネス・デジタル・コンテンツ賞2014」の公開審査会イベントで講演する機会をいただいた。
連携を軸に、キャラクターなどコンテンツビジネスの可能性を考えるというお題をいただき、小生なりに、マーケティングやつながりの視点から、クリエイターの聴衆向けにまとめた。以下はその資料(許諾などの関係で一部割愛・変更した)。
思った以上に評判がよく、このテーマで「本は出してないのか?」という質問までいただいた。もっとも、このスライドを見ただけではよく分からないというか、プレゼンテーションを聞かないと意味はつかめないかと。
ここで言う「Wow!」と「Love」は、いまやマーケティングでは当たり前になりつつある。しかし、世の中をみると、多くの実践はこれらとかけ離れている。根本的なことなので、多少の取り繕いでは実現できないのだ。
コンテンツやクリエイティブは、この視点から、存在意義を増していく。
なお、例えば、「福岡ビジネス・デジタル・コンテンツ賞2013」優秀賞の株式会社FOREST Hunting Oneだが、2014イベントの司会を森りょういち代表取締役が務めていて、話をすると、エコシステム戦略の新結合の実践例を教えていただいた。「ピーピング・ライフ」は、手塚プロ・タツノコプロのキャラクターが集合し(ライセンス使用料を払うことなく、完全にフラット=対等な立場で)、サークルKサンクスとコラボしたキャンペーンで関連商品が売られた。これから、組み合わせ自体のクリエイティブさが鍵になることを示した例と言えそうだ。
【参考…小生のブログから】
福岡ビジネス・デジタル・コンテンツ賞に参加&講演した…日本で最先端の二社も