楽しいイベントだった「VOLOCITEE」リリース記念対話
TEDxKids@Tokyoのリーダーの一人でもある青木竜太さんチームが開いた日本初のOVT サービス「VOLOCITEE」リリース記念対話イベントに足を運んだ。で、これが素直に楽しかったのだ!
これ、イベントのやり方にも一石を投じたような気もし。ま、ワールドカフェ形式とかも流行だが、テーマ、企画、運営、会場、集客、など要素の組み合わせで決まる。
今回はプレゼンの度にシェアをするという単純な工夫だが、けっこうよかった。
【動画】日本初のOVT サービス「VOLOCITEE」リリース記念対話イベント @OpenCU 2012.02.21
日時:2012年2月21日(火)19:30~21:00(19:00 開場)
懇親会:21:00〜22:30
場所:loftwork 8F セミナースペース
参加費:無料
「各分野のムーブメントの中心にいる登壇者とともに一緒に未来を想像しませんか?」という投げかけ。
OVT とは、VOLOCITEE Inc.が提案する新しい学びのカタチです。
OJT (On-the-Job Training) では、既存の仕事知識やスキルを既存の仕事を通じて学ぶ方法に対して、OVT (On-the-Volunteer Training)は、新しい価値観、新しいスキルをクリエイティビティが求められるボランティアの活動を通じて学ぶ方法です。それに加え、その活動を通じてソーシャル・キャピタル(人々が持つ信頼関係や社会的ネットワークのこと)を得ることを目的としています。VOLOCITEEでは、TEDx 、フューチャーセンター、そしてGreen Drinks などムーブメントを起こしている社会的インパクトの大きいプロジェクトを中心にキュレーションし、トレーニングの場として提供していきます。
VOLOCITEE Inc.創業者兼CEO青木竜太さん(@jharajhara)。OVT (On-the-Volunteer Training)が流行るか分からないが、ボランティアでなくVolunteerの意で新たな仕組みを創ろうというのは賛成。日本語のボランティアは負のイメージが強い…しかし、他の先進国ではよいイメージ。だからVolunteerを再定義して人生前向きの活動の一つにしようという発想。自己犠牲じゃなくて、skill/careerそして人生の開発に。日本語では「有志」というのが近い意味かなと思いました。
企業のプロジェクトに参加の仕組み。次世代型。
兼松佳宏(@whynotnotice)green.jp編集長。グリーンズを始めたきっかけ。「ネガティブなニュースより解決策となるグッドアイデアを紹介したい」「素敵な未来をつくろうとする人たちの一番の理解者になりたい」。「企業に属しながら堂々と社会貢献できる仕組みを一緒につくりたい」とも。自分の活動で未来をよくすることができると思いますかとの問いに、会場の大半はイエス!いい集いでした。
野村 恭彦(@nomutaka)フューチャーセンター・アライアンス共同設立者。「small pieces loosely joined」というイノベーションのセオリー通り、かつ人を大切にした現実的なアプローチ。もちあげてその気にさせるという面もありおもしろい。
青木さんが最後に紹介したのが、「ナースが聞いた「死ぬ前に語られる後悔」トップ5」・・・これは先ごろネット上で話題になりましたね。
この連中の動きは楽しみ、と同時に一度交わってみるトライをお勧めします。イノベーションの新たなプロセスがそこに見え隠れもしているような。
わずかですがtogetterまとめ:日本初のOVT サービス「VOLOCITEE」リリース記念対話イベント@OpenCU 2012.02.21