ad:tech tokyo 2011 (7) 全般・展示・リンク集
この10月27・28日に開催されたad:tech tokyo 2011にアンバサダーとして参加しました。そのブログの最終回です。記事やブログ、スライドシェアなどのリンクも。
来場者も増え、イベントとして定着してきた感。セッションや展示もだが、ここで人に会うことを目的にした人も増えてきたようだ。
@tokuriki ツイート:「ちなみに、今回のadtech全体で最も刺激的だったのは、実はランチ難民になっていた所をたまたま通りかかったメディアの方と行ったランチでの議論。こういう偶然の刺激があるから、こういうイベントに来るのはやめられませんね。 #adtechtokyo」という例もある。
換言すると、普通のイベントになってきたことでもある。セッションも普通なレベルというか無難なものもあり、注文をつけたいという声もあった。今回は、IT系の登壇者が増え、小生がLaunch pad審査員を務めるInfinity Ventures Summitの顔ぶれが、こちらに増えた…ので、小生からみて普通感は増したという側面もある。
ソーシャルあたり前でエンゲージメントが主題といった趣だったが、DSP、アトリビューションなどがBuzz化していた。DSP、アトリビューションも騒ぐほどのものでもないが、そこに期待する人が多いのは背景がある。しかし、もっと本質をみる方が先決かと。
@xxken ツイート:「今のアトリビューションはそれが出来ないから言えないのですよw RT @tryal: #adtechtokyo ブースでアトリビューションをうたっている所もありましたね。アトリビューションを説明するより「広い範囲で全部数値見て予算配分するのでまるっと任せて 下さい!」って言った」
@hawkeye_kok ツイート:「「個の単位でのパーソナライズ。これがDisplayの次のテーマ。」 「それは“Discovery”。潜在層に、“気付き”を与える。」「“Search”から“Discovery”」 #adtechtokyo」
にみられるようにキーワードは大切だ。だが、それが意味することを理解してないと、ただのキーワード暗記でとどまってしまう。
@mediologic ツイート:「マーケ/メディア/広告/社会学/ゴルフ人
みんなソーシャル、ソーシャルって話してもfacebook話なのでつまんない。mixiもあれば、slideshareやcausesみたいなのもあるのにさ. #adtechtokyo #adtech」の指摘のように、話題が一部に集中しすぎる傾向もある。そればかりではつまらない。
@tokuriki ツイート:「今回のadtechのセッションで一番印象に残ったのは、代理店内の担当者の能力格差の話かなぁ。外から見た ら同じ水準であって欲しいんだけど、これだけ全てが多様化するとあり得ない。うちも他人事じゃないから本当に難しい問題だなぁと思います。 #adtechtokyo」といった基本的な課題にアプローチするセッションもあっていいだろう。
なお、@ikedanoriyuki ツイート:「昨年と比べてセッション聞きながらtweetしている人が減少して、ひたすらスライドを写真撮る人が増加したのはなんでだろう。会社への報告資料用なのかな。それにしても撮りすぎな気がする…。 #adtechtokyo」にあるように、マナーは改善した方がよい。写真を撮る音がうるさくて気が散る。ちなみに隣の人がパチパチ大きな音を立ててパソコンうってたのも迷惑千万だった。
そのほか、いくつかツイートを以下に紹介:
@ikedanoriyuki 「ドミノピザ池田さん>「大切なことは、いかに他社と差別化するかではなく、何が新しいかを考えることである。」 時給250万円企画も月面出店計画もそんな背景から生まれた企画だそう #adtechtokyo」、@yusuke_takeuchi 「ドミノピザの時給250万円バイト企画、クライアントからのそもそものオリエンは、イベントだった。そして、オリエンのその場で、イベントなんか意味ないと言い放ち、コンペのプレゼンの場でも三案出してイベント企画はひとつも出さなかった。 #adtechtokyo」
@tachanko 「猪子氏の今日の一本。「死ぬ」には理由がいるけど、「愛してる」には理由がいらない。非言語のほうが愛があふれるってことですね。 (facebookのいいね!機能をたとえるの巻)#adtechtokyo #adtechi2」
@passionhack 「「コミュニケーションは考えさせちゃいけない、感じさせるのよ」 AppleのiPhoneのティザー広告、Helloを見たあとの大柴さんのコメント #adtechtokyo」
なお、3.11を扱ったセッションがあってもよかったのでは?とも思った。消費者の意識はかなり変化したことだし。
次に、展示。特に新設のInnovation Zoneについて。
Facebook学会で有名な武雄市のFBページを担当する福岡のSIIIS社
自社オリジナルのKIZNAも展示
orinoco:米国の面白いツールを日本に持ってきてます
MapMotion社:ロケーション関係は米国ほど熱く注目されていないが、大切なセグメント
TwitterジャパンやAmazonもブースを出してました。
出展者には、費用対効果は高かった、来場者の質も良い、との声も。
27日の晩のパーティ盛況
<記事等(既紹介以外)>
主催者リリース|国際カンファレンス『ad:tech tokyo 2011』盛況のうち閉幕 総来場者数11,856名を記録
CNET|グリー、サイバー、ミクシィの海外戦略の差異--ad:tech Tokyo 2011
MarkeZine|『これからのマーケターや代理店の仕事は“認識”ではなく“現実”を変えること』 ad:tech tokyo 2日目基調講演レポート・・・レーザーフィッシュ会長
japan.internet.com|【ad:tech tokyo 2011】 Facebook が考える、ソーシャルマーケティングのエッセンスとは -- Facebook の Erik Johnson 氏が日本初講演
Impress Web担当者Forum|ad:tech tokyo 2011特集
in the looop|大胆予測!日本のFacebookユーザー、2012年に3000万人も。Involver社CTO独占インタビュー。
<ブログほか>
Togetter|ad:tech Tokyo 2011 まとめ
tokublo(とくぶろ) 電通レイザーフィッシュの社長 得丸英俊のブログ|ad:tech 2011をふりかえって
YokoshinBlog|Adtech Tokyo 2011 キーノートのまとめ Clark Kokich(Razorfish, chairman)
電気がなくてもダイジョウブログ|ad:tech TOKYO2011メモ [E-1]ソーシャルCRMとは何か? 〜ソーシャルメディア時代におけるユーザーとエンゲージメント〜・・・このブログは他にも数本ad:tech関係があり
<資料・動画>
slideshare|
スケダチの高広伯彦さん|ソーシャルメディアの時代なのでクチコミマーケティングを再考しよう(adtech TOKYO 2011バージョン)
ブレークスルーパートナーズ赤羽 雄二さん|Lean Startup:Facebook、Twitter、スマートフォン全盛 時代のベンチャーへの取り組み ad:tech tokyo Innovation-stage
Ustream|
「History of Japaese Ad Network 日本のアドネットワーク、進化の系譜」 株式会社エスワンオー 佐藤俊介