DESIGN IT! Conference 2009にみるクラウド

ソシオメディア篠原さん主催のDESIGN IT! Conference 2009に足を運んだ。Webデザインのソシオメディア関係ゆえ、そちら色が濃かったが、株式会社エクサ安藤幸央さんのプレゼンほか案外と勉強になった。

2006年８月 GoogleのSchmidtが サーチエンジンコンファレンスで提唱（考え方は以前からあるが）して以来、バズワード化した「Cloud」。

環境をCloud側に合わせねばならない、ダウンタイム時のトラブルシュートが難しい、既存アプリの移行が困難、巨大なサーバー群を相手にするのに技術者が慣れていない、ソフトのライセンス体系がまだついていっていない、ストレージのクラウド化は困難、など課題もある。

それから、Google 0.5秒遅くなると、検索が20%減る；　Amazon　0.1秒遅くなると、売上が1%減る；　遅さの理由は、2割サーバ、8割ブラウザである。だからクロームなど、ブラウザ高速化にやっきになるわけだ。

資料はこちら：

http://www.designit.jp/archives/2009/11/conf2009_download.html
２週間くらいオープンにされている。

本論ではないが、Googleトランスレーションは同通みたい＋読み上げ、でけっこうインパクトあった。
それから、展示やレセプション時のプレゼンなど、シードだが色々とTRYしてるものがデモされ、それなりに楽しかったイベントである。