お待たせしました(プレスリリース)。今年、ずっとかかわってきましたaiBrowserですが、Eclipse ACTF Projectという形で、ようやくオープンソースとして発表されました。
ACTF (Acccessibility Tools Framework) Projectは、アクセシビリティのための一連のフレームワークで、評価、代替ユーザインターフェースなどのさまざまな基本機能が提供されています。aDesignerやaiBrowserは、このACTFを用いて構築されており、aDesignerやaiBrowserを構築するために必要なほぼすべての機能が、ACTFでオープンソースとして公開される予定です。ACTFを用いることによって、アクセシビリティに必要なさまざまなツールや、ユーザ補助システムを、効率的に構築することができるようになるようになることが期待されます。
アクセシビリティは、今までは、どちらかというと小規模な活動で、ばらばらに開発や研究が行われてきた感がありますが、オープンソースとして開発が行われることで、こういった貢献が統合され、ユーザーにも開発者にもメリットになることを願っております。
今後は、IBMに限らず、さまざまな個人や団体がACTFプロジェクトへ貢献してくれればうれしく思います。
かなり気になっていたので、Wii Fitを手に入れましたが、期待以上の出来ですね。任天堂さんは、最近UIについては非常に面白い物を出されるので目が離せない感じがします。
このWii Fitというシステム、さまざまな趣向が凝らされているのですが、全体として、買ったお客さんへのおもてなしが随所にあふれていることに感心します。一般的にこの手のトレーニングは非常に単調なものになりがちなんですが、これならジムなんか行かずにWii Fitでやっていたほうがモチベーションも維持できそうな感じがします。バランスボードをうまく使ってComputerとCommunicationをとっているという工夫が面白くて、単調な訓練が非常に楽しく感じます。
いや、実際のところ、Wiiを買った(買わされた?)とかいうところで、ゲームにあんまり執着がない私は最近まるで使っていなかったのですが、これはしばらく毎日楽しそうな感じがしますね。特に体重が気になる人には本当に面白そうな一品です。(まぁ、私はどっちかというと減るほうが怖いんですが...)いや、実際、買わされてよかった。
UI研究者の端くれみたいな感でこのシステムを見たときの感想はまた違っていて、自分の体のバランスを目からフィードバックして調整するというのは、非常に理にかなっているように思います。人間のinteractionは、しばしばフィードバックによる調整によって高度な表現を可能にすることがあるのですが(発話等)、Wii Fitは、画面にバランスの状態を見せることによってバランス感覚を具体的に意識させることに成功しているように思います。
このWii Fitのサイトでは、自分の体を意識してほしいという話が出ていますが、実際にWii Fitをやってみると自分が何気なく立っている様に対しても、実にさまざまな事を気づかせてくれる面白いシステムだと感じます。
しかし、この企画、崩壊寸前までいったんですね。これほど「新しい」ものに挑戦するとなると、作っている人たちのプレッシャーは相当なものだったろうと思います。
実際、aiBrowserでも、私の一年前はのた打ち回るような気分でこざいました...
またもひどく更新していない日々が続いておりましたが、ようやく、aiBrowserがalphaWorksからリリースされました。
まだ、オープンソース版ではありませんが、パッケージをダウンロード後、すぐにインストール、実行できます。
ようやく詳しいことが語れるようになりましたが、これは、stand-aloneで動作するIEコンポーネントを利用したアクセシブルブラウザです。IEコンポーネントブラウザであるため、ほとんどのサイトに、たとえそれがマルチメディアコンテンツを使っているような複雑なサイトであってもアクセスできるようになっています。Eclipse RCPベースになっています。
Self Voicing ブラウザとしても機能しますが、この場合メニューやダイアログを読上げてくれないため、Narratorなど、他の補助システムと組み合わせる必要がありますが、スクリーンリーダーであるJAWSとは連携して動作することが可能で、JAWSが読上げているかのように操作することも可能です。(今後は他のスクリーンリーダーにも対応できるとよいと思っています。)
## しかし、実際のところ、JAWSに対応するのは本当に大変な作業でした...。
特筆すべき機能は、キーボードから直接操作可能なマルチメディア制御機能と外部メタデータ(Fennecと名づけられています)による視覚障碍者向けUIの提供です。実験的ではありますが、ユーザーが自らALT textやランドマークをページ中につける機能も提供されています。
なお、完全とはいえませんが、Web Pageをナビゲーションする機能も豊富に用意されています。(大きなところでは、テーブルナビゲーションがまだありませんが...)
FlashやDHTMLを使ったサイトに問題がないように対応していくことは非常に大変な作業で、これで完全な出来であるとはいえないと思いますが、まずは皆さんに使っていただけるものが出せたと思います。今DHTMLやFlashを用いたマルチメディアコンテンツにアクセスできる手段として、視覚障碍者の方々に使ってもらえましたら、大変幸いに思います。
ずいぶんこのblogからご無沙汰でございましたが、それは、このプロジェクトに忙殺されていたためでした。
日本IBMのプレスリリース、およびIBM Corporationのプレスリリースで、マルチメディアアクセシビリティのツールについての発表が行われました。ありがたいことに、だいぶ反響も多いようで、日本では、こちらや、こちらなどで、紹介が行われています。(ここでもご紹介いただいていたみたいですが、URLを失念しました。すみません。)
さて、せっかくですので、この技術がどういったものなのか、研究に没頭していた立場から、現状でかける範囲内で書いてみます。もちろん、これは、オープンソースにする予定のプロジェクトですので、いずれもっと詳しいことが書けることになると思います。
このプロジェクト、実は技術的にはものすごくハードルが高い代物です。(もうそれはそれは、実用的に動く代物にするには泣かされました)
そもそもの発端は、最近のWebページがAjaxやAdobe Flashなどを多用した、非常にプログラマブルなものになっており、既存のアクセシビリティ技術が追いついていないという危機感にありました。今回の技術は、マルチメディアコンテンツアクセシビリティに絞っているのですが、われわれの問題意識は、現状のWeb技術の進歩の速さが、アクセシビリティ技術の進歩よりもはるかに速いために、視覚障碍者には最近のWebページに対してアクセスが難しくなってきているというところにありました。(実際、プロジェクトを引っ張っていっている浅川や高木の危機感の原点は、そういう根源的なところにあったのです。)
ところが、技術的にみると、こんなとんでもない目標では、実用レベルに落とし込むことが非常に難しいというのは、このプロジェクトをやる前から関係者の共通認識でした。すべてをいきなり対象にすることはとても難しいのです。こういう場合は、まずは問題を絞り込んで、確実に対処していくことが重要です。今回発表されましたマルチメディアアクセシビリティのツールというのは、最近はやっているYouTubeや動画によるニュースサイトに対してまずはアクセシビリティを確保しようということを目指しています。最近では、日本政府も政府インターネットTVというサイトで情報を配信しています。こういったマルチメディアコンテンツで重要な情報が配信されることが増えてきた以上、すべての人に使えるようにすることは、とても大切なことでしょう。
さて、まずはマルチメディアコンテンツをターゲットにしたはいいものの、そもそもそういったものが、視覚障碍者に使えるものになるんでしょうか? とりあえず、普通のスクリーンリーダーを用いてこういったコンテンツにアクセスした場合には、
- マルチメディアコンテンツは、ロードされた時点ですぐ再生され、たいていの場合、うるさくて読み上げを行うソフトウェアの音を掻き消してしまう
- 再生・停止・音量調整といった最低限の制御も難しい。というのも多くのサイトでは、格好のよいマウスでしか制御できないプレーヤーをDHTMLやFlashなどで自前で備えていて、キーボードでの制御が難しい。
- どうにかこうにか制御できたとしても、コンテンツが複雑に変化して、プレイリストを操作することも困難なことがある。
- 再生した動画を聞いてみると、映像を見なくては理解できないコンテンツが多く。クローズドキャプション(TVなどでは副音声で再生される説明用の音声)がなくては理解できないことが多々ある。
といった問題があるわけです。ところが、こういった問題を解決することは非常に大変なことなのです。そもそもWeb上のマルチメディアコンテンツは、どこかに標準があるわけではなく、いわゆる典型的なWeb的な発展を遂げたコンテンツです。動画プレーヤーの種類だけでも、FLV (Flash Video), Windows Media Player, QuickTime, Real Playerといくつもありますし、そういったコンテンツをWebページとして配信する際には、DHTMLやFlashなどを用いて、目が見える人にはきれいな高機能のプレーヤーに仕立て上げるわけです。たとえば、YouTubeでは、Flashをつかって、コンパクトでお勧め関連プログラムも配信できるプレーヤーとともに動画を配信しています。
ところが、これは、アクセシブルブラウザを作る人から見ると、ひどく面倒なことになります。個々のカスタマイズされたプレーヤに対応し続けることはほとんど不可能なわけで、どうにかして、すべてのマルチメディアコンテンツに対して、制御を行う方法を見つけなくてはならなくなってしまったわけです。
技術的な詳細は、また今度に語る事にするとして、いったい何をするものなのか、手短に技術者の目から見て、説明することにします。
まず、このツールは、ページを読み込むと、自動的に動画および音声を含んでいるのかを探し出します。見つかった場合には、音量および再生の制御をするための処理をし、再生状態を自動的に監視します。これによって、ユーザーからは、コンテンツによらず統一的なショートカットキーにより、音量調整・再生制御を行うことができます。再生状況は逐次監視され、動画に説明が用意されていた場合(これはコンテンツごとに別途用意する必要があります)音声合成システムによって説明を適切なタイミングで読み上げることができます。
他にも、AjaxやFlashをアクセシブルにするための、非常に面白い機能が備えられていますが、それはまた次回以降に書かせてもらうことにします。(さすがに最近疲れ気味)
最近の高度なプログラミングを駆使しているWebページを視覚障碍者の方々にも使えるようにすることは、正直、気が遠くなるような高い目標です。オープンソースになることで、少しでも前に進めることになるかもしれない。そんな風に考えて、今は一生懸命プログラムを書いています。
それにしても不思議な縁というものなのか、私はどうやら本当にフリーソフトウェアやオープンソースにかかわることが多いですね。IBMとオープンソースのかかわりは非常に多岐に渡っていますが、さまざまな顔を持っています。こんな素敵な形でアクセシビリティ技術が、世の中に出て行けることは、とてもすばらしいことだと思います。
(個人的な意見ですが、がんばる人にがんばれるようにするというのは、とても大切なことだと思っています。サイトワールドで、私を捕まえて、一生懸命お願いしてくれた方、まずはひとつ前に進めましたことをご報告します。)
プロジェクト名をつけるのは、特に最近では非常に楽しいものです。別に自分でつけなくてもよいのですが、ユニークなプロジェクト名を与えると、やる気も出てくるというものです。
様々な理由からプロジェクト名は残念ながらしばしば変更されることも多いのですが、やっぱり、一貫性のある名前付けをしておくと、なにより自分のやった仕事として参照もしやすいですね。
で、それはそれで、よいのですが、論文執筆中に、新たなプロジェクト名を書いていると、はてさて、自分の今まで関わったものは、いまやどうなっているのやらと思いまして、ちょっとGoogleさんに聞いてみました。
...最近自分の関わったものは実に世の中には知られていないものだなぁと感じてしまいました。別に検索エンジンがすべてとは言いませんが、お話にならないぐらい数が少ないものは、やっぱりまるで知られていないんでしょうね。ちなみに自分が関わったもので、一番件数が多かったのは、予想通り"Meadow Emacs"のキーワードでした。どうやら、私は情けないことに、いまだにこいつを超える仕事はぜんぜんできてないようです...。
そういうわけで、Home Page ReaderやaDesignerはえらいなぁと思ってしまいました。それに、aDesignerは、成長の余地もまだまだ大きいに違いありません。
会社から出てきた成果と、個人で零細的にやっている活動を、単純に比較することはもちろん出来ません。しかし、最近では、個人もしくは少数の集団から出てくるものの成果が昔よりも相対的に重要性を増してきているように感じます(Web 2.0などの動きも無関係ではないでしょう)。
一時期は、零細的にちまちまやっていても、大規模な活動にすぐに飲み込まれてしまっていたのですが(友人のTさんが、とても零細ではオープンソースなんてやる気がおきないなどとぼやいていたことを思い出します)、最近では、物量に物を言わせて大規模にソフトウェアを作ったところで、食傷気味であまり広まっていないという事態を何件か目にするようになりました。
一方では、いわゆる誰がやっているのかいまいち見えにくい活動については、だんだんうまく行かなくなっている気配を感じています。最近では、個人もしくは少数の集団の力がより重要になってくる可能性があるように感じています。大げさな言い方ですが、時代の振り子が逆転してきているのかもしれません。Wiiにもそういう香りを感じています。
例によって、このエントリは個人的な意見に過ぎません。
村田さんのところ経由で、 SはシンプルのS というのを読んで、失礼ながら大笑いしてしまいました。SOAPが最初に出たときには、Transportに依存しないXMLによるメッセージ配送表現ということで、確かにシンプルなものでした。
まぁ、現実になにが起こったのかという一つの見方として、そのリンクをたどってみるとよいでしょう。しかし、私も不勉強でした。wrapped-doc/litなるものが、現在はやっていようとは...SOAPって、RPCに、これでもかとばかりに振り回されてしまっていたんですね。いや、これは現在進行形なのですね。wrapped-doc/litなるものを見る限り。
SOAPの悲劇は、結局のところ、誰もがこのレイヤに要件を突っ込んでしまって、これでもかとばかりに複雑になってしまったことにあるのでしょう。SOAPによって可能になった機能は、このあまりの複雑さのために、使うことが難しくなってしまい、結果として、HTTPとのすみわけに、非常に苦慮しているように見えます。
ここからは、実に多くの教訓が読み取れるものと思われますが...はてさて、標準というのは難しいものですね。
はたして、こういう私信のようなエントリがよいのかどうかわかりませんが、blogらしいのでやってみたいと思います。(もしご迷惑なら今後は自粛します。)
ご興味を持っていただいてありがとうございます。ご無沙汰しております。よろしければ別刷りが準備出来次第送らせていただければと思っております。
実はいろいろな形で今年はNVDLの普及に力を注いでいければと思っています。NVDLとは、XML複合文書を分割して検証することを可能とする技術で、XML制定及びRELAX NGで有名な村田真さん(私はとてもお世話になっておりまして...)がもう10年近く続けている仕事です。村田さん自身、NVDLはJames Clarkによる貢献があってのこととかかれておりますが、まぁ、このときの会議は本当に楽しいもので、ここでは書けない様なこともいろいろありました。
さて、私とNVDLのかかわりですが、前述のような会議があったにもかかわらず、昨年まで手を出せていなかったのですが、村田さんのおかげもありまして、実装作ったり標準にコメントしたりと少しは貢献できたかなという感じではあります。
NVDLは、XML複合文書の普及とともに非常に重要な技術となると予測しています。検証に限らず、様々なXML複合文書処理に用いられるようになると期待して、今後も研究を続けていきたいと思っています。
せっかくなので、2007年の予想を、自分のメモ代わりに書いてみようかと思います。あたるかどうかは知りません(あはは)。
- Software, Service
とにもかくにも予想しにくいSoftwareの世界からいきます。
Web 2.0、Ajaxが出てくるやらで2006年は過ぎていった感があります。今年はおそらく、Microsoftが巻き返しを見せるとしになるやら成らないやらという感じです。Ajaxブームは、お膳立てを一応していた当のMicrosoftにも意外なものだったでしょう。これのおかげで、いわゆる現在のBrowser環境であるDHTMLに非常にフォーカスがあたることになってしまいました。Ajaxブームの前は、もうclient環境としてはブラウザは限界に来ているかなという雰囲気が漂っていたのですが、ところがどっこい、いきなり主役をはることになってしまいました。
大企業はやはりある程度長期的な計画をもっているので、ようやく船出をするVistaがどれほど受け入れられるか(おそらく徐々に浸透していくという形になるのでしょう)、そして、XAMLをはじめとするWindows Presentation Foundataionがどのぐらいプレゼンスを持つか、というあたりが気になるところです。
一方のRich ClientのメジャープレーヤーAdobeはFlashとPDFを統合した環境Apolloで迎え撃つことになりそうです。さらに、Firefoxは、AdobeからActionScriptエンジンを供給されることになりましたし、まだまだAjaxも息が長そうな感じがします。
誰が勝つにせよ、SoftwareのService化の流れは止まらないと思われます。
ここまでの予想は、まぁ、誰もがする範囲内。おそらく、今年は、ゲームコンソールが予想以上に健闘しそうです。というより、もはやゲーム業界もサービスを意識せずにはビジネスが成立しにくくなっているので、各社背水の陣に近い形でサービスを提供するようになるでしょう。携帯電話が、少し前にこの方向でブレークしましたが、今年はおそらく、Wii, PS3, XBox360のどれかがある程度抜け出すことになりそうです。(あたるかな...)
- Hardware, System
こちらは再編が今年も続いていきそうな気配です。特にデジタル家電(Digital Consumer Electronics)あたりに動きがありそうな気配です。そもそもデジタル家電などと騒いでいるのは日本ばかりという感じもしますが、結局のところこういうカテゴリーが成立しているのは、半導体(誤解を恐れずに言うならPC)のビジネスモデルに家電も引き込まれていっているからです。
結果として、デジタル家電でもご多分に漏れず、徐々に水平分業の体制に収斂しつつあるというのが、現在の状況です。こういう状況では、ハードウェアに関して言えば、やはり半導体の経済がものを言います。結局は、一番数が出るチップをはじめとするパーツをどこが供給できるか? というところが鍵になりそうです(Cellは、まさにこの部分を狙っているチップと思われます)。ソフトウェアに関して言えば、如何に汎用性のあるコンポーネントを提供できるかが鍵になります。
つまりは、デジタル家電も勝ち組と負け組がくっきりと分かれてくる(収益力の高い企業と低い企業に分かれてくる)年になりそうですが、日本の企業はまだまだがんばらないと大変そうです...。というのも、ほとんどの日本企業が垂直統合から抜け出しにくくなっているように見えるからです(この傾向がくっきりと出ているのが、液晶vs.プラズマテレビの戦いです)。
あけましておめでとうございます。
2006年が終わりまして、2007年が始まったことになりますが、個人的には去年は11月で年が終わったという気分があったので、今になっては、もはや、あんまり年を越した気分になっていないところがあったりします。もっとも、世間が年末年始の進行をしていきますので、やはりある意味の区切りを感じさせることにはなりますね。だいぶゆっくり休めましたし。
2006年に、このブログをはじめさせていただきましたが、だいぶ忙しかったせいか(いいわけにはならないけど)、あんまり更新に時間をかけられませんでした。年末もだいぶ時間がなくて、こちらにはまるで時間を避けませんでしたし。
とにもかくにも2006年は、個人的にはひどく大変な年でした。
今年はもうちょっとこちらに投稿できるぐらいの余裕があればなぁと思っております。せめて3日間は更新してみようかと...
そういうわけで、2007年もよろしくお願いします。
Chicagoで4日から開催されていたICSOC (International Conference on Service-Oriented Computing)に参加してきました (http://www.icsoc.org)。paperが幸いにして通ったからなのですが、まぁ、Chicagoは寒いこと寒いこと。外に出たら凍えてしまいます。
で、ICSOCの感想なのですが、まぁ、いくつかのsessionに出た感じでは、
- 既存研究をServiceに適用しただけって感じのものが多い
- 目的意識がはっきりした研究ももちろんある。ただ、そういうsessionにはどうも人が少ない
- 主催者側の考えているものと、実際の研究とはgapがあるらしい。これはどうやら、明確な意志があってSOC研究の方向性を考えて生きたい人々がいることを意味するようだ。しかし、まぁ、それに乗ってくれるかどうかというのはなかなか難しいらしい。
- 参加者が非常におとなしい...(WWWと比べて)。WWWはいってみればそうとう率直な意見をおっしゃられる参加者が多いのだけど...
このエントリー、またしばらくしたら更新します。写真もいくつか張るかもしれません。
とりあえず疲れたのでここまで。

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