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映画「ソーシャルネットワーク」を見て思ったライブドア事件とダブった旧メディアの表現方法

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映画ソーシャルネットワークを見た。
よかった!!!面白い!!!
この業界の人はワクワクする映画だと思う。この業界の人にはかなりお勧めだ。日本もGREEの田中さんを主人公にして同じような映画を作るべきだ。身近に使っているサービスなので見ていて楽しい映画だ。「Apacheが~」とか「Perlが~」とか「パーミッションが~」とかいうセリフが聞ける映画はもう、しばらくないだろう。

Sns

結論から言うと、映画として、とても面白いけど、真実でも、本質でもないな、ということです。

演出上、金と女とイザコザに無理やりフォーカスした話に仕立てている感じがする。ストーリ上重要でない女の子と裁判とパーティーのシーンが多すぎだ。面白いんだけど、それは全くfacebookの本質ではないと思う。ネット企業が旧メディアに登場すると、本質の部分は説明しても面白くない、または、制作側や視聴側があまり理解できないので、カネか女かイザコザにフォーカスすることがある。なんとなく、かつてのライブドア報道がダブった。マスコミが報じるライブドア報道はライブドアの本質ではなかったからだ。いくら儲けた会社かとかしか報じない。

もちろん、バリバリコードを書くシーンもあるし、facebookがものすごい勢いで巨大化していくさまはとても痛快だ。個人で作った学内SNSが東海岸から、西海岸へ、ヨーロッパへ展開していく様子はすごい。

個人的にはフェイスブックはSNSとしてもいろんな仕組みをいろいろ盛り込んでいるし、ソーシャルアプリブームの引き金を引いたりしたことですごいと思う部分があるが一切触れられていない。映画だから仕方ない。エンターテイメントなんで入れる必要ないんだろうね。専門的な話を入れると話がつまらなくなるので、サイトの中身に関してはそぎ落としたんだろう。

ザッカーバークがどこかのアメリカのテレビのインタビューで「えー...。映画だから、これはこれでいいけど、実際はあんなドラマチックじゃなくて、コード書いていただけなんですけど」みたいなことを言っていたのを聞いていた。

他の取材でも「映画であっているのは服装だけで、あんな女とか出てこないよー」みたいな話をしていた。以下のリンクは若干ネタバレ含みます。

http://www.cinematoday.jp/page/N0027780

さらに言うと、Wikipediaによれば、ザッカーバーグ本人はこの映画に一切取材協力をしていないらしい。よくそれで映画ができたなーと思う。

ザッカーバーグの内面と成長を映画化したものという視点で描いているのかもしれないけれど、どうも、ザッカーバーグ本人に密着取材を続けてきた人によると映画はリアルのザッカーバーグとキャラが全然違うらしい。あんなイライラキャラではないようだ。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20110118/218000/?P=1

ネットサービスの実務の運営風景はビジュアル的にかなり地味だ。忙しければ忙しいほど地味だ。映画のようなドラマティックな事件は、実時間の中では1%くらいしかないものだろう。

映画の中で長々やっている裁判も実際のfacebookの重要な部分ではない。全くない。プライバシーのシステムやソーシャルアプリや広告システムや「いいね!」の方がずっと大事だ。世界中からの莫大なアクセスのために造られたさまざまなテクノロジーも大事だ。大量に雇った元Googleのプログラマー達やMSなどのバックなど、本当に大事なことはあったのかもしれないけれど、いろいろ問題があるのでちっさい問題に絞ったように見える。

映画もテレビもニュースも「見てもらう」のが仕事だ。だからフォーカスするべきところは面白おかしくなければならない。具体的にいうと、カネと女とイザコザだ。それにフォーカスするから「そればっかりやってる」ように見えてしまう。そればっかりやっていたら実業は置いてけぼりになってしまう。。それが、かつてのライブドアの報道とダブる。

ライブドアが野球球団買収騒ぎになったとき、テレビ局はライブドアの中身にはあまり興味なく、どんだけ儲かっているかしかフォーカスしなかった。実際は、矢野さとるや、けんすうから、聞いている限りライブドアはエンジニアを大事にしている会社だったし、テクノロジーオリエンテッドだ。Skypeの独占販売など、すごいなーと言うこともしていたが、旧メディアが求めるものでもないし、彼らは伝えない。

Shintaro

ちなみにZynga Japan(旧ウノウ)の山田進太郎神が最後に出てきます。ワロタ。

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