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デジタルとアナログの間を行ったり来たり

祈願の心理テスト

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 先日神社めぐりをしていたら「願い石」なるものを発見。

 説明を見ると、願い事を心に思い浮かべながら持ち上げるのだそうだ。想像より石が重たかったら、願い事は叶いにくい。逆に想像より軽く感じたらかないやすいのだとか。持ち上げられればいいというわけではなく、あくまでも持ち上げる前の想像と比較してどう感じたかが大事らしい。ついでに「腰を痛めないように」と無理は禁物とのこと。

 まずは友人が先にトライ。「・・・!む、無理!」と断念。相当重そうで、びくともしないのだとか。「それって願い事が世界征服とかあまりに大きかったんじゃ?(笑)」「ドロンジョ様か(笑)」とか冗談を言いつつ、筆者もやってみた。

 何を願おうか。ダンスがもっと上手に踊れるようにとか、または国に勝てますようにとかかな。どちらも壮大過ぎる願い事のような気もする。でも全く動かなかったら願い事も叶わないってことになるから、ここで願うのはやめておこうか。などと余計な算段が頭をよぎる。

 ふんっ!

 あっ。ちょっと動いた。持ち上げるのは無理だけど、とりあえず数センチくらいは浮いた。

 ちょっと意外。先にトライした人をみたせいか想像では「びくともしない」だったが、結果は「意外と浮いた」。ということは、ちょっとくらいは願いが叶いやすいのかも。軽々と持ち上げられるほど簡単ではないが、ちょっとくらいなら。人生そんなもんかもね。ちょっとずつ、頑張って、ちょっとずつ。そんな積み重ね。

 後から思ったのだが、意外とこの石は物事に取り組むときの心理テスト的な側面があるのかもしれない。取り組む前と後でどう考えるか、そのパターンによって達成率の傾向があるとかね。やってみて「難しいと思っていたけど、けっこうやれるかも」と思えるタイプなら最後まで頑張れる、つまり願い事が叶いやすいというような。

 頑張れば次回はもう少し持ち上げられるかな。よし、次回はテコ持参で!(ダメだって笑

 写真の奥に見えるのが願い石。北区の王子稲荷にて。

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