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デジタルとアナログの間を行ったり来たり

プリントをプロに任せてみたら

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 先日のピンぼけカマキリとほぼ同時に写した写真がある。中でも従姉妹の子たちを写したものは親に渡したい。

 「写真、後で渡すからメールアドレスを……」

 と、言いかけたら従姉妹が「私、詳しくなくて…」と困った顔をしていた。

 「それなら、印刷して郵送しようか」
 「そうしていただけると有難いです…」

 従姉妹は申し訳なさそうに苦笑いしていた。そんなのお安いご用でいっ。

 帰宅して従姉妹に渡す写真をピックアップした。出来のいいものを選んでプリントし、それ以外のデータは全てCDに焼いて渡そうと考えた。普段から滅多にプリントすることはないのだが、こういう特別な写真は写真屋さんにお願いすることにしている。

 いい機会なので近所のコンビニと近所の写真屋さん、同じデータをプリントしてできあがりを比べてみた。プリントされた写真の違いが分かるように撮影する技術がないのは申し訳ないが、左が写真屋プリントで右がコンビニプリントである。

Sunset

 写真屋プリントのほうが断然できがいい。コンビニプリントだと粗い。プチ顕微鏡で見るとより明確だ。コンビニプリントには点々が見え、写真屋プリントには見えない。プリンタの性能が違うようだ。あと写真屋プリントだと写真右端にある階層(遠くの雲、遠くの山、近くの山、近くの田)の違いがきれいに見える(上記写真では見にくいが)。さらに写真屋さんは人物写真でも明るさや被写体ブレをうまく調節してくれた。機材から調節の加減まで、やはりプロは違うとあらためて実感した。

 それに写真を引き取る時、写真屋のおじさんは「うまく撮れていますね。かわいいですよ」と言ってくれた。単なる営業トークか、従姉妹の娘のかわいさに感激したのかもしれないが、写真のプロに写真をほめてもらえるなんて超光栄である。

 写真屋さんに任せてよかった。うふふ。

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