今後のキャリアの可能性を開くための8つのスキル
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クレイア・コンサルタントの調です。こんにちは。
前々回は新たに生まれるであろう8つの仕事を紹介し、前回は将来にわたって役立つであろう19のスキルを抽出した記事をご紹介しました。今回は特に普通の大学を卒業した人が身につけておくと得する8つのスキルに関する記事を簡単にご紹介します。BUSINESS INSIDERより。
Liberal Arts Majors Need These 8 Skills To Get Ahead
先に普通の大学、と述べましたが、アメリカでは一般的に、日本の４年制大学にあたるundergraduate過程では、日本での一般教養と同じような位置づけであるliberal arts(自由教養)が、学習の中心となります。中にはliberal arts collegeと呼ばれる、教養系の科目のみを履修する大学もあるほどです。
このような大学を卒業した学生は、当然ながらビジネスで必要な知識・スキルをほとんど持っていません。ラテン語がペラペラになっている可能性はある程度ありますが、それがビジネスに直結する可能性は限りなく低いです。また新卒一括採用を行っている会社は一握りに過ぎず、多くの卒業生はインターンや中小・零細企業への就職を経てキャリアを積み重ねていきます。
しかし日本でも最近は専門性を大学で身につけてから企業に入社してきてほしい、という産業界からの要請が高まってきています。その意味で、この卒業生が直面する境遇は近づいてきているのではないでしょうか。
Already armed with the "soft skills" that top employers are beginning to demand, these graduates can double their chances of getting a job after school by incorporating one of eight specific technical skills into their tool kits
優良企業が要求しはじめている「ソフトスキル」を確実に保有していれば、これらの学生は8分野のテクニカルスキルの1つを自身のスキルとして保有することで、卒業後に企業に職を得る可能性を2倍にすることが出来るだろう。
ここでいう「ソフトスキル」とは、effective communication(効果的なコミュニケーション), clear writing(明解な筆記能力)、そしてcritical thinking(批判的思考/クリティカルシンキング)などのこと。
そして身につけるべきスキルは以下の表のとおり。これらは
could be acquired through a reasonable amount of training, coursework, or internships
研修や自学自習、インターンシップなどを適切な量こなせば手に入るであろうもの
であるため、まさに、大学で学んだソフトスキルを生かしながら時間のある内に習得しておくべきスキル、ということになります。
図を以下にそのまま添付します。上からスキル名とその定義のみ、和訳します。
- IT Networking and Support / ITネットワークとサポート
ITシステムやPCなどの導入/インストール、維持、課題解決をサポートするスキル
- Sales / 営業
製品やサービスの販売と販売促進(プロモーション)および顧客との関係性のマネジメント
- Computer Programming / プログラミング
プログラムやアプリケーション開発上の主要言語を用いたプログラミング
- Data Analysis and Management / データ分析
データの収集、管理および分析
- Marketing / マーケティング
企業および事業レベルでのマーケティング戦略
- Graphic Design / グラフィックデザイン
多種多様なメディア上のインターフェースのデザイン(ソフトウェアを含む)
- General Business / ビジネス一般
組織上の一般・庶務業務やオペレーションに関するスキル
- Social Media / ソーシャルメディア
あらゆるソーシャルメディアプラットフォームを戦略的に活用
上にあるほどコアスキルとしての要素が高く、より専門性が増し、下にあるほどコアスキルをサポートするスキル、となります。
横軸の左端が求人の総数です。
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