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外資系金融機関を担当する経営コンサルタントの活動記録 ~ プライスウォーターハウスクーパースの高橋正敏です。

会話を繋ぐのも仕事のうちでしょう

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仕事をする上で、コミュニケーション能力が欠かせないのは言うまでもないのですが、これは何かを伝える、伺うという特定の用事がなくてもやるべきだ、というのが私の持論です。特にコンサルティングのような、人の話をよく聞いて行動するべき職業だと、特に重要だと思います。

例えば、昼食時など、友人同士や同年代に近い同僚であれば、息抜きに会話をするのは誰でもするでしょう。しかし上司・部下、クライアントや関係者といった面々と食事したりすることも多々あるものです。そういう場面になると、困ったことに、全く黙ってしまうひとがいます。

ある種畏まった食事の席で、ウザがられない程度で、会話の流れをキープするのも、大人のビジネスパーソンの務めだと思います。周囲の誰かが話しかけない限り、黙ったままで食事を終えてしまうのはだめです。たまにクライアントが気を利かせて、話を振ってくれることも、それを盛り上げることなく済ませてしまっては、サービス業としては失格です。

クライアントとの雑談は、宝の山、と考える私は、まずその山のことを考える前に、まずは楽しくいい雰囲気をさりげなく演出できることを大事にしたいと思っています。

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