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外資系金融機関を担当する経営コンサルタントの活動記録 ~ プライスウォーターハウスクーパースの高橋正敏です。

iPhoneの配布をニュースに使う

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青山学院大学の社会情報学部では、学生全員にiPhoneが支給されることとなったようです。大学によると、この学部は、文理の枠を超えた知識と基礎力を身につけ、社会や組織の問題を発見・解決できる人材育成を目指す学部として創設されたということで、その教育理念は、「数理的素養」「コミュニケーション能力」「論理的思考」「情報の高度な活用」と規定されています。そしてまだ設立2年目の学部だそうです。

これら4つの理念実現のために、最新機器である、iPhone 3Gを通じて、ライフスタイルの提案に役だてる、という目的をFeatureしていますが、一番は、この新設学部の宣伝ということだと思います。無論使い方によっては、講義の出欠管理、急な休講のお知らせ、大学スポーツのニュース配信など考えられます。しかしiPhoneを通じてニュースに取り上げられること自体が大きな成果と言えると思います。

プライスウォーターハウスクーパースコンサルタント(旧ベリングポイント)でも、昨年、iPhone支給が決まり、色々な活用がなされています。社員としては大いにiPhoneの活用を享受していますが、実際、ウチの社長のところには取材が殺到していたようで、宣伝としての狙いがあたった面は大いにありました。

iPhoneの話題性が続く限りは、このような大型法人契約は、これからも増えそうな気がしますね。

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