「ブログ・ファースト」というアプローチ
「オルタナブログを始めてから6年、これからもブログを書き続ける理由」のブログでご紹介をさせていただきましたが、最近、意識しているのが「ブログ・ファースト」というアプローチです。
ツイッターやフェイスブックに代表されるように多くの人がソーシャルメディアを通じていろんな記事をピックアップし、感想や自分の意見などを書き込んだりするケースが増えてきています。
しかしながら、ソーシャルメディアの場合は、リアルタイムで情報が流れてしまうため、ルアルタイムで情報を共有するというのにはメリットがあるものの、情報のストックや、自分自身の意見をしっかりと伝えていくにはやや難があると感じています。
ブログの場合は、自分自身の考え方や専門性を文字数を意識することなく発信することができ、その情報をストックすることができます。情報発信では、まずは、ブログから発信することで、自分自身の考え方の整理や専門性の領域を形成していくことができると考えています。
また、通常のWebメディアの記事の場合は、イベントや講演などの内容を記事化するのには内容の精度は高いものの若干の時間がかかります。ブログの場合は極端な話、講演中にメモをとり、その後すぐにまとめた記事をアップすることができます。
ブログを通じて、より早く情報を発信することで、そのテーマに感心の高い読者層にリーチすることができ、その接点を作る機会を増やすことができると考えています。
また、話題となっているテーマについても、試験的にアップしPVや読者の皆さんの反応を見ることができ、自分自身の専門性の先取りをするといったこともできるようになります。
ブログを通じて、自分なりの問題意識や専門性の高い情報を、より早く発信できるというチャンスがあり、ブログを通じて、業界の動向の先取りをし、業界関係者から認知され評価され、様々なビジネスやコミュニケーションの機会が生まれることも少なくないでしょう。
自分自身の専門性を発信する手段(ツール)として、自分の専門分野について日々向き合い、専門性をバージョンアップする場として、「ブログ・ファースト」というアプローチを意識し、ソーシャルメディアなどでそのアプローチを補完していくことができればと考えています。