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パネルディスカッションにおけるコーディネーターやモデレーターの役割

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ここ数ヶ月、ICT復興支援国際会議、ブロガーズミーティング、そして、大阪商工会議所主催のクラウドセミナーのパネルディスカッションなど、コーディネーターやモデレーターをさせていただく機会が増え、貴重な経験をさせていただいています。

講演の場合は、自分が持っている情報のアウトプットが中心で話をするため、参加者のレベル設定を意識すれば、何とか対応できるようになりました。パネルディスカッションのパネリストも何とかこなしてきました。一方、コーディネーターやモデレーターの場合は、これまでとは異なる対応や能力が求められ、これまでの少ない経験の中で以下のことを心がるようにしています。

会場の空気を読む

まず、一番重要なのは、会場の参加者の皆さんがどういう立場でどういう意識を持っているかということです。事前に参加者の属性を見させていただき、どういう立場でどういう目的で参加されているのか、大まかにチェックをします。同時にパネルディスカッションの内容のレベルも意識します。たとえば、経営者層が多ければ、パネリストの皆さんに対しては、経営者目線でお話をしてくださいというお願いをします。また、初心者が多ければ、難しいキーワードには解説を加えていただくなどのお願いをしています。

また、参加者の属性や意識を会場の皆さんと共有するため、パネルディスカッションのはじめに、参加者の方から挙手をとるようにしています。例えば、自社でクラウドを導入しているか否か、これかで導入する予定があるかなど、全体の意識の確認をします。

会場の意識が確認できれば、例えば、経営者に対して、これからクラウドをどのように導入するような提案をすればいいか、といった視点でのお話ができるでしょう。

パネルディスカッションの目的や方向性を伝える

パネルディスカッションの目的は方向性については、事前にパネリストの皆さんとも意識あわせは必要になりますが、やはり、参加者の皆さんに満足いただくためには、会場の皆さんと目的と方向性を共有することが大切だと感じています。そのため、事前に会場の方から挙手などで属性や意識を確認した後に、今回のディスカッションはこういう目的でこういう方向性で議論をしていきますというったことを伝えていくほうが納得感にもつながると考えています。

各パネリストのタイプを知る

各パネリストの方とは事前にコミュニケーションをとり、どのような立場・肩書きであるか、講演ではどこにポイントをおいて話をしていたか、Webなどで過去どんな話をしていたかなどを事前にチェックし、どういう話の振り方が適切なのか、事前に想定する質問も頭の中には用意をしておきます。

パネリストの皆さんのタイプにもよりますが、おおむね質問をすると3分以上はお話をされます。時々業界用語など、一般的な参加者の皆さんにとっては、難しいキーワードが並ぶこともあります。そのため、個々の方が発言された後に用語解説と、主張のポイントを整理するようにしています。

パネリストの発言の主張のポイントをクリアにすることで、会場の皆さんにも安心感を与えるというのが必要であると感じています。

会場参加型の環境を作る

パネルディスカッションの中では、会場からの質問を積極的に受け付けるようにしています。

大阪商工会議所でのディスカッションでは、最初に企業経営にとってクラウドのメリットなどのお話を各パネリストの皆さんにお話をいただき、会場とパネリストとの空気があっているか、途中で質問をするようにしました。

また、ICT復興支援国際会議では、ツイッターからの質問も受け付けましたが、パネリストの方のお話を聞き、テーブルハンドルをしながら、ツイッターから議論できそうな内容をチェックするのはなかなか難しく、ここはさらに経験をつんでいく必要がありそうです。

ツイッターやUSTREAMなど、ディスカッションの情報がオープンな環境にある場合は、ソーシャルメディアからの声が気になる場合もあり、この辺はパネリストやオフラインの参加者とのバランスをとりながら、議論を進めていく必要があるでしょう。

コーディネーター、モデレータの役割(まとめ)

コーディネーターやモデレータは、それぞれの立場を理解し、どのように話が進むのか、時間通りに終えることができるのか、どういった終わり方をすればいいのかなど、考慮しなければならないことも多く、精神的にも大変だと感じています。コーディネーターやモデレータは、すすめ方で参加者やパネリストの満足度も大きく変わります。一方、終了したあとは、お互いに情報交換をした仲間ということで、その後の人脈のつながります。自分自身も今後、コーディネーターやモデレータの経験値を増やしていくことができたらと考えています。

 

※担当キュレーター「わんとぴ

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