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クラウド向かう未来とは?(5):社会インフラ、社会サービスとして

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震災後、クラウドへの評価や価値観は大きく変わってきました。

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例えば、自治体などの公共サービスのシステムダウンや、戸籍台帳などが津波で流されてしまったというケースも出ました。そして、企業のサプライチェーンが寸断し、東北の産業空洞化も懸念されています。また、通信インフラをはじめ、様々なインフラが遮断されました。原子力依存から再生可能エネルギーへの気運も高まっています。

こういった状況の中で、クラウドサービスの位置づけも大きく変化してきていると考えています。クラウドの流れは、これまで企業におけるコスト削減や業務の効率化など、それからC向けのサービスなどに焦点が集まっていました。NISTの定義にもあるコミュニティクラウド、つまり、業界やグループなどで共通で使うクラウドへの関心が高まっています。業界やグループで情報や基盤を共通化できていれば、効率化だけでなく、災害が起きた際にも状況を見て、迅速な対応ができるでしょう。

そして、公共サービスとしてのクラウドです。自治体クラウド、医療クラウド、教育クラウド、農業クラウドなどの公共サービスがあげられます。これらのクラウド環境は、個々の企業と比べた場合、リソースの共通化ができる部分が多くあると考えられます。治体は少子高齢化が進み財政難に直面しており、クラウド化の推進は優先順位の高いテーマとして考えられるでしょう。

つまり、クラウドの流れは、これまでの電気や水道やガス、通信インフラと同様に、社会インフラや社会サービスとしての存在感を高めていくことになるのではないかと感じています。

クラウド向かう未来とは?(1):クラウド進化のトレンド (2011.7.21)

クラウド向かう未来とは?(2):オープン化とエコシステム (2011.7.22)

クラウド向かう未来とは?(3):変化する意識と役割 (2011.7.25)

クラウド向かう未来とは?(4):クラウドマイグレーション (2011.7.26)

 

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