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ブログを学校の総合学習と情報モラル教育に活用する時代

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子どもたちが学校でブログを活用する事例が増えてきています。総合学習や情報モラル教育等での事例をいくつか交えながらそのあり方について少し考えていきたいと思います。


総合学習としてのブログ活用

鳥取市立の小学校3年生では、総合学習の時間に「ユニバーサルデザイン」の調べ学習を実施し、ブログを使いながら一連の活動を実施しています。

・学習の足跡を保護者や関係者とブログで共有する

・交流前後に質問等の連絡帳としてブログを利用する 

・現地学習の状況等をブログで発信する

・友達のブログ情報やコメントを見て学ぶ

学習を振り返る学級のポートフォリオにもなり、子どもたちも情報発信に関わったことに役立ち感が高かったようです。課題として残ったのは、情報モラルの指導でこの機会に指導しても良かったと感じたようです。

 

情報モラル教育としてのブログ活用

たつの市の小学校では、情報モラル教育の一環としてブログを活用しています。主な指導内容や活動内容は以下のとおりです。

・アクセスする際にユーザ名とパスワード設定方法を学ばせ、セキュリティ意識をつける

・読む人の気持ちを考えて書き込む、人の名前を打ち込まないこと等を教える

・テーマを与えて機会をつくり、読み手の気持ちを考えた情報を発信させる。

・情報モラルの教材を併用して情報モラル教育の指導の幅を広げる

ブログは、日常生活のささいな事柄でも教師が子どもたちに考えさせるきっかけをつくることで、心が鍛えられそしてモラルの高いに子どもに育つと感じているようです。

 

まとめ

数年前、私自身も学校に足を運び子どもたちに対して情報モラルを教えてきました。その時は、ウイルスやスパムそしてフィッシング等の受信側としてのインターネットの危険な情報ばかり教えました。今は、Web2.0CGM(Consumer Generated Media)と言われる消費者が生成するメディアが注目を浴びており、子どもたちも情報を受信する側から発信する側にいずれシフトしていく時代になるかもしれません。

そのためには、ブログというツールを使って情報発信する経験を積ませ、同時に総合学習などの中で学習内容のプロセスを多くの人と共感しあうという活動が必要になってくるのかもしれません。ブログやSNS人口が急激に増え、学校裏サイトが社会問題になっている昨今、小学校の時代からブログをはじめ、しっかりと経験を積ませておくことが、今必要な時期にきているのではないかと感じています。

 

【参考文献】

総合的な学習でのブログ活用実践事例(2007.5 学習情報研究 別冊特別版)

ブログでモラルを鍛える(2007.5 学習情報研究)

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