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海外記事、ブログ、記事にならない情報について、ITmedia エンタープライズ海外記事担当から一言

Microsoft様、お願いですからWindows 7のままでいさせてください(KB3112343の恐怖)

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9月に「「Windows 10」、予約しなくても約6GBのファイルを自動ダウンロード(回避方法あり)」という記事を書いたのは、ほとんど自分のためでした。今使っているDellのノートPCは非力なので、Windows 7のまま余生を送らせてあげたいのに、ちょっと気を抜くとタスクバーに白旗がはためくのを阻止する方法をまとめました。

これで一安心、と思ったのもつかの間。12月になって新たな攻撃(?)が。

いきなり変なものがインストールされるのは嫌なので、Windows Updateは自動更新ではなく、「更新プログラムを確認するが、ダウンロードとインストールを行うかどうかは選択する」にしてあります。で、パッチの記事が出たりしてからしばらく(ネット上のうわさなどの)様子をみて、問題がなさそうだったら週末とかにインストールしていました。

それなのに先週末、ちょっと気を抜いてざっと「更新の確認」の概要説明だけチェックしてインストールを始めたらば、こんな画面が。simatta.jpgげ。

とりいそぎ「ダウンロードの停止」をクリックしてWebに情報を探しに行きました。そしたら、こんな素晴らしいサイトを公開してくださっている方がいらっしゃいました。

このサイトの説明を読むと、どうやら12月2日にまず「オプション」として追加された「KB3112343」が元凶のようでした。概要説明には何も書いてないのに、サポート技術情報をわざわざ読みにくと「Windows 7からWindows 10へのアップグレードシナリオのサポートを可能にする」とか「Microsoftがアップグレード体験の品質を監視しやすくする」とか書いてあるではありませんか。つまりこれをインストールすると、ユーザーがちゃんとWindows 10にアップグレードしたかどうかチェックして、していないとまたアップグレードしろしろ攻撃を仕掛けてくるかもしれないってことだと思います(この記事参照のこと)

ひー。

しかもこの更新プログラム、2日には「オプション」だったのが10日「重要」に格上げされているのです。自動更新していたらまた白旗ぱたぱたになっていたのでしょうか。恐ろしい。

とりあえず「KB3112343」を非表示にしてインストールしなかったので、白旗は今のところ出ていません。

これからは、Windows Update実行の前にVolitional Engineering様のサイトにうかがいます。やれやれ。

【追記】「KB2952664」もこわいやつでした。これは何度削除してもシャットダウン時にインストールされるので困り果てたんですが、これについてはMicrosoftから正規の回避方法が紹介されているそうで(みつけられなかった)、孫引きですが空中庭園様が分かりやすく説明してくださっているので、ご参照ください。

【追記2】2016年2月に、なぜか昔の「KB3035583」が再登場。何度非表示にしてもゾンビのように復活する。もう、勘弁してほしいです。

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