Googleアカウントは残しつつ、Google+プロフィールを削除するには
土曜日ということもあり、日本ではあまり騒ぎになっていませんが、Googleがサービス上の広告にユーザー名とプロフィール画像を使うと発表しました。
例えばGoogle Playで映画のレビューを書くと、その映画の広告がGoogleのサービスのどこかに表示されるときに、広告の下に自分のプロフィール写真と名前とレビューの概要までが表示されることになるようです(実際に始まっていないので具体的にはわかりませんが、Googleの「パン屋さん」のたとえはそういうことになっています)。
自分のGoogle+のタイムラインをつらつら見るに、日本人で本名と顔が識別できるプロフィール写真をがっつり表示しているのは少数派のようなのも、あまり騒ぎになっていない一因かもしれません。
それに、Facebookと違ってGoogleは広告に掲載する設定をオフにできる手段を提供しています(あと一声、オプトインにしてくれればもっといいのに)。方法は記事で紹介しました。
でも、そのオフ、広告に載せないだけで、Googleマップで検索したパン屋さんの評価とかには名前と写真が載ります。
それも嫌な場合は、Google+をまったく使わない、という選択肢もあります。 GmailとGoogleドライブは使いたいんだよね、という人は、それも可能。 Googleアカウントは残して、Googleプロフィールを削除することができます。
そのやり方を簡単にメモしておきます。
Googleのサービスにログインして、右上の自分のプロフィール写真(つけてない人は人の形のアイコン)をクリック
↓
「アカウント」をクリック
↓
「Google+」をクリック
↓
一番下の「Google+を無効にする」の「ここをクリック」をクリック
「Googleプロフィール全体を削除」を選択
Google+プロフィールじゃなくてGoogleプロフィール全体を削除、と言われるとちょっとびびりますが、これでGoogleアカウントが消滅するわけではありません。Googleは、「一般公開プロフィールを削除しても、Googleアカウント自体には影響しません。」と書いています。
実際にやってみたところ、GmailやGoogleドライブなどはそのまま使えました。
「Google+プロフィールが削除され、Google+プロフィールを必要とするその他のサービスやデータも削除されます。」そして、「プロフィールを必要とする他のGoogleサービスに影響します。」だそうです。どういうGoogleサービスがプロフィールを必要とするのかは書いてありません。たとえば、Google Playでレビューを書こうとすると「Google+に登録」と表示されるので、「影響」しても使いたくなったらまたGoogle+に登録すればいいだけです。