AmazonのAutoRipは書籍でもやってほしい
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Amazonが米国で始めた「AutoRip」、すごいですね。ざっくり説明すると、1998年以降にAmazonで買ったCDであれば、自分でリッピングしなくても自動的にAmazon Cloud PlayerにMP3版が入って、いつでもどこでも聴けるんです。レーベル側が対応するアルバムに限定されますが、現在5万枚が対応していて、今後増えていく見込み。まだ米国でのみのサービスですけど。
これまでAmazonでCDをたくさん買ってきた人にとってはすごく嬉しい話です。AutoRipの分は5Gバイトの無料上限にカウントされないので、安心してばんばん購入できます。今みたら、MP3で買うよりAutoRip付きCDの方が安いアルバムもありますよ。
既に苦しいレコード屋さんはこれで大打撃を受けるでしょう。CDを買うならAmazonで、ということにますますなるでしょうから。 レーベルにはあまりデメリットはないと思います。逆に、今までiTunesで電子版しか買っていなかった人が、AmazonでCDを買うようになるかもしれません。その方が安い場合もあるので。 でも、AutoRipが日本でも利用できるようになったら使うかというと、私は微妙なところです。iTunesの音楽がMacの中に既に120Gバイト以上あって、今後もここにデータを一元化しておきたいので。 で、この記事を書いていて一番思ったのは、書籍でもやってくれないかなーということ。紙の書籍を買ったら、電子書籍が自動でKindleのクラウドに入るっていう。出版社さんごめんなさい。はい、無理だと分かってます。 好きな作家の本や、造本が素敵な本は紙で買うんですが、持ち歩くのは重いので読むのは電子書籍にしたいんですよね。そういう需要は多いと思います。
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