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Googleサービスの「ライセンス付与」について確認してみました

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2つ前の投稿「GoogleはGoogleドライブに置かれたファイルのライセンスを取得したことになります」がこの部ログ始まって以来の反響を呼んでしまいました。

少し前に「利用規約を読む」は15%、Googleの利用規約簡易化は82.7%が「知らない」という記事を読んで、それはまずいのではないか、という気持ちでこの投稿を書きました。その趣旨はまずくなかったと思うのですが、競合サービスの利用規約でも表現こそ違っても同様の記述があることをちゃんと確認しなかった点が大きな間違えでした。お詫びいたします。

とはいえ、Googleドライブを使うことでファイルのライセンスをGoogleに付与するというのは事実です。

そこでGoogleの広報に確認しました。

基本的に、ユーザーが「公開」の設定にしているものでなければ、PicasaであろうとGoogleドライブであろうと、Googleはユーザーのコンテンツを一般にさらすようなことはしません。

例えばGoogleドライブに、有名なカフェで食べたケーキの写真を非公開の設定でアップロードしたとすると、その写真がどんなにおいしそうに撮れていても、その写真がいつのまにかGoogleプレイスのそのカフェのページに載るということはありません。

ただし、昨日記事にしたのですが、Picasaで公開設定で投稿した写真は、Googleマップのサービスのために利用されています。

そして、これは一般的なオンラインサービスに共通なことですが、オンラインに預けたデータが、個人情報を外した形でサービスの機能向上のために活用される可能性はあります。Googleがユーザーが入力した検索クエリを分析して検索エンジンを改良しているのはその一例です。そのことは心のすみに置いておいた方がいいでしょう。

ネットサービスに何かコンテンツを提供したら、サービスにその代償として何らかのライセンスを付与しているのはGoogleに限った話ではありません。ただ、Googleの場合は提供しているサービスの種類がすごく多く、1人でいろんなサービスを使っている場合は、どのサービスに与えた自分の情報がどう結びついて新たな価値に生まれ変わるのか分からないところが怖いところでもあり、面白いところでもあります。

Comment(2)

コメント

おーつか

デフォルトで設定が全部「非公開」だとしても、よくわからずに「公開」に設定してしまう人はいそうで、それが結構怖いところではありますね。そこをどこまで自己責任と言えるのか…

> おーつかさま

Googleドライブ内のアイテムについて「ウェブ上で一般公開」という公開設定オプションを選べるようになっています。選択肢の下に「インターネット上の誰でも検索、アクセスできます。ログインは不要です」という説明があります。ここまで説明しても「よくわからずに」選ぶ人がいるとすると(多分いますね)、こういうサービスを提供するのはとても大変なことなんだなと思います。

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