検索結果ページでGoogleロゴをクリックしてもトップにとばなくなった謎
Googleのサービスは少しずつ、何気なく変化するのですが、ついにさきほど「Search plus Your World」が襲来(Google.comの場合)。うう、なんか、気持ち悪いです。
まあ、Search plus Your Worldは既に発表されていることなので驚きはしないんですが、その少し前から、検索結果ページのロゴをクリックしても今までのように検索トップページに飛ばなくなっちゃったんです。ぐぐっても、Facebookページできいてみても、同じ症状の人は今のところみつからないんですが、なぜ。。。(ロゴの背後には謎の満月が)
で、ぐぐっていたら、いつの間にかGmailとGoogle+でロゴをクリックしても何も起きなくなったという話は出てきました。へー、Gmailのロゴって今まではクリックすると受信ボックスになってたのか。
この話は、謎の「主席ユーザー体験デザイナー」という肩書き(会社名はヒミツ)を持つケビン・フォックスさんがGoogle+で書いてます。気むずかしそうなこのデザイナーさんは、なんとBMUGからキャリアをスタートし、Yahoo!、Google、Mozilla、Facebookなどをわたりあるいてきたツワモノ。
そのユーザビリティーの権威が、ロゴをクリックしても何も起きないように改悪するなんてめちゃくちゃサイテー! とお怒りです。実際、ネットの世界ではなんとなく「ロゴをクリックしたらトップページに飛ぶ」ということになっていますよね。ITmediaのサイトでさえ、それは守られています。なので、主席ユーザー体験デザイナーでなくても、なんでそんなことを、と疑問に思います。
検索ページのロゴクリックもこのまま無反応になったら嫌だなぁ。私は仕事柄、デフォルトを英語版にしていて、たまに日本語版に切り替えたいときにトップページに行きたいのです。でもまあ、考えてみれば検索結果ページから検索トップページに戻りたい人はあまりいないかもしれません。
それで思い出しましたが、TwitterのUI刷新でも、仕事柄戸惑う小さな変更がありました。
記事で誰かのツイートを引用するとき、その画像を掲載したりするんですが、これまではタイムライン上の投稿時間表示部分をクリックすれば単体ツイートが表示されたのに、今回の変更でクリックできなくなっちゃったんです。時間表示の隣に追加された「詳細」ってとこをクリックすればいいんですけどね。一般的にはそれほど気にならないであろう変更ですが。何かユーザビリティーに関する深い思想があるのかもしれません。
なんだかいつもにもましてオチのない話になっちゃいましたが、多分それぞれの変更には、社内ではいろいろ真剣に話し合われたのだろうなぁと思ったのでした。