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99歳で緑内障の女性、iPadで人生の楽しみを取り戻す

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 PC USERに、70代のご両親にiPadを使ってもらったという記事が掲載されていますが、世界最高齢のiPadユーザーは、YouTubeで紹介されているこの女性なんじゃないでしょうか(LAKE OSWEGO NEWSより)。

 バージニア・キャンベルさんは、オレゴン州の高級老人ホームで暮らす99歳の女性。文学を深く愛する彼女でしたが、緑内障を患って大好きな読書ができなくなっていました。そこで、iPadのうわさを聞いたとき、娘のジニーさんに「あれがほしい!」とお願いしたのでした。文字がズームで大きくできるし、輝度の調節ができるから読み書きがしやすそうだと思ったのです。

 YouTubeのビデオは、ジニーさんがiPad発売初日に列に並んで買ってきたプレゼントを受け取った直後のバージニアさんの様子です。PCを使ったことがない彼女でも、すぐに使いこなし始めているのが分かります。ビデオの最後に字幕で、彼女がその後iPadで2冊の本を読み、多数の詩を創作したことが、彼女がiPadにささげた詩とともに紹介されています。

 私も77歳の母に、iPadをプレゼントしてみようかと思いました。好奇心は旺盛なのですが、ギークな父が使っていたパソコンには「めんどくさそう」というイメージを持っちゃって食わず嫌いな状態なのです。パソコンにさわったことがない分、かえってiPadのインタフェースになじめるかもしれません。父が亡くなった今、1人暮らしの母にとって便利なサポーターになってくれるかもしれないし、電話以外の連絡手段ができるとすごい助かるな、などと夢想しています。

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