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Twitterなどでの“感情分析”がマーケティングツールとして実用段階に

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 なっているらしいです。ニューヨークタイムズの23日の記事より。ブランドや商品が世の中でどういう評価を受けているかを知るのは企業にとって大事なこと。サンフランシスコの「Scout Labs」という企業が、ブログやニュース、SNSでの“リアルタイムの”評判を分析するツールを企業向けに提供しているそうです。

 一般の人向けのお遊び的な感情分析ツールも既に幾つか出回っていて、Twitterに限ればtweetfeelとかtwitrratrなどがあります。試しに2つのサービスでほぼ同時に「Apple Computer」を分析してもらったところ、tweetfeelは関連つぶやきが29で、内訳はポジティブなつぶやきが16でネガティブなつぶやきが13。twitrratrは関連つぶやきが全部で500、内訳はポジティブ74、中立386、ネガティブ40と出ました。つぶやき件数の開きを見ても、それぞれの判断基準がすごく違いそうであまり参考にならなそうだな、という気がします。それぞれ実際のつぶやきも表示されており、twitrratrではポジネガの判断に使ったワードが分かるようになっています。「brilliant」から「ill」を拾ってネガ判定してたりと、ちょっと痛い分析っぷりです。英語の「awesome」(ひどいとすごいの両方で使われる)とか日本語でも「ヤバイ」をいい意味で使ったりということがあるので、プログラムに判断させるのはなかなか難しそうです。

 有料のマーケティングツールはまさかこんな単純なものではなくて、きっとすごく高度なアルゴリズムを使ったものなんでしょうけれど、しばらくは生身の人間が検証してくれないとブラックボックスすぎていまひとつ頼れない気がしちゃいます。

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