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TwitterのY2K問題? 「Twitpocalypse」はマーケティング手段だった

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 「Twitterのつぶやき数が21億4748万件を超えると多数のサードパーティーアプリがクラッシュするかも!」としてTwitterのapocalypse(世の終わり)までのカウントダウンを表示するサイト「Twitpocalypse」がここのところ(Twitter界で)話題になっていましたが、どうやらこれは「口コミマーケティング」ページだったようです。さっき警告された件数を超えましたが、Twitterにはくじらくんは出ませんし、カウントダウンはそのまま続いています。

Yu_twitte

 

ロサンゼルス・タイムズにこのページを立ち上げたモバイルアプリベンダーWherecloudのマーティン・デュフォーCEOのコメントが載っています。お騒がせですね。確かにTwitter APIにはY2K(なつかしい)のような問題を引き起こす要素はあるようですが、ほとんどのサードパーティーはそれを知っていて、事前に対処しているそうです。デュフォーさんは自社のソフトにこのバグがあるのを見つけたときに、ほんの思いつき、ほとんどジョークのつもりでTwitpocalypseをスタートして、こんな騒ぎになるとは思っていなかったらしい。「Twitterは明日もちゃんと動いてるよ」って、これはちょっと悪い冗談だったかも。

追記:「CloseBox and OpenPod」によると、実際に問題多発なもよう。私はTwitterFoxくらいしか使っていないので影響を受けておりませんです。

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