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オンライン遺言サービス、問題は自分が死んだのをどうやって知らせるか

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 今日は、自分が死んだ後、ブログとかメールとかの後始末を信頼できる人に頼めるサービスを紹介しました。SNSなどで「オンラインのみ」の友人関係が増えてきた昨今、ある日ふっつり連絡がとれなくなったりすると呆然とします。「Legacy Locker」を使えば、死後、依頼した人に、例えば自分のブログに「○○は永眠しました。」というような告知を書き込んでもらったり、メールに返事を書いてもらったりできます。

 創設者は、自分の祖母が亡くなったとき、彼女のオンラインポーカー仲間やメール友だちに連絡する手段がなくて困ったことをきっかけに、このサービスを立ち上げたそうです。

 こういうサービスは天涯孤独な人ほど必要だと思うのですが、今のところ本人が死亡したことを第三者に連絡してもらう必要があります。たとえばRFIDとかを体内に埋め込んでおいて、体温の急降下とか心拍停止とかに反応して自動的に通知するようになるといいですね。さらに欲を言えば、誰かの手をわずらわせなくても済むように、死亡通知がトリガーになって自動的に各種アカウントに死亡広告を掲載できた方がいいかも。

 だんなは人のメールを読むような人じゃないけど、それでもメールの後始末は自動システムとかに任せたい澤でした。

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自分のアカウントを“遺言”できる「Legacy Locker」

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