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Twitter、大手VCから3500万ドル獲得

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 Twitterのユーザー数はばりばり急増中ですが、これまでは「どうやって儲けるか」というのはあまり考えていないみたいに見えました。でも13日の金曜日、ベンチマーク・キャピタルとIVPから6500万ドルの出資を受けたと公式ブログで発表。収益を上げられるビジネスモデルの構築に本腰を入れるようです。

 VCはお金をくれるだけじゃなくて、口も出すし人脈も貸してくれるわけで、今回ベンチマークのピーター・フェントンがTwitterの取締役になるそうです。この人のポートフォリオにはFriendFeedやYelpなど、ソーシャル系の企業がありますが、過去にはJBoss、Xensource、Zimbraにも出資していて、いずれもめでたく大企業に買収してもらっています。

 Twitterは2月10日の公式ブログで「いろんな人からお金を儲けなくちゃだめって言われてて、ずっといろいろ考えてはいるんだけど、今のサービスを有料化するつもりはないから」と書いていましたが、VCから出資を受けられたということは、ある程度見込みのあるビジネスモデルが提示できたということなのかもしれません。

 会社は遊びじゃないんだから儲けるのが当然ですが、やじうまとしてはそうなるまでが楽しいんですよね。。。

 Yahoo!もテキストだけのポータルだった初期のころは見てて面白かったもんなぁ、とまた遠い目になる澤でした。

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