オルタナティブ・ブログ > 海外速報部ログ >

海外記事、ブログ、記事にならない情報について、ITmedia エンタープライズ海外記事担当から一言

YouTubeの新APIは「合法化への布石」?

»

 YouTubeが先週、他社サイトにもYouTubeを組み込めるAPIを公開しましたが、起業家マーク・キューバン氏はこれを「YouTube合法化に向けた動き」と考えています。

 同氏は15日のブログで、他社がAPIを使って自サイトにYouTubeを組み込んだ場合、そのサイトから違法な画像がアップロードされたら、YouTubeではなくその会社が法的リスクを負うと指摘しています。

 「Googleがいつか、コンテンツライセンス契約を義務付けて、YouTubeへのビデオアップロードをもっと難しくしたとしても驚いてはいけない」(キューバン氏)。つまり、YouTubeは動画サービスのプラットフォームになり、著作権侵害訴訟のリスクはAPIを使っているサイトに押しつける――そういう狙いがあるのではないかと同氏は見ているようです。ちょっとうがちすぎかなあという気がしますが。

 以上、広瀬でした。

関連リンク
YouTube、「どこでもYouTube」を可能にする新API公開

Comment(0)