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海外記事、ブログ、記事にならない情報について、ITmedia エンタープライズ海外記事担当から一言

Appleはあんまりソーシャルじゃない?

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 このWeb2.0的時代にあって、スティーブ・ジョブズはZuneのソーシャル機能をちゃかしたりしてます。そんなにソーシャルを無視していいの?と言いたくもなるのですが、それはもう会社的な体質になっているという意見があります。

 Appleを辞めたばかりのエンジニアの意見ですが。

 MacNNで知った、Appleを最近になって辞職したエンジニア、ジェンズ・アルフケ氏のブログエントリーに、いまの心境が書かれています。

 それによると、彼はAppleに合計16年勤務し、iChatのIM部分などを担当。OpenDocプロジェクトが打ち切られたときにいったん解雇されるという不幸なキャリアを経験し、その後別の会社に就職、その会社がうまくいかずに出戻ったという、Appleではそれほどめずらしくないパターンでしょうか。

・ジョブズによるマイクロマネージメントのやりすぎ。みんな同じ方向性にいっちゃう。
・ソーシャルな企画はぜんぶダメ。
・ブログ執筆の制限。テクノロジー企業としてはもっとも厳しい。

 ほかにもいろいろ書かれてますので、ご興味のかた、Apple Allumniな人たちは読むと「おもしろい」とか「たしかに」とか「本人のせいじゃないの」とか思うかもしれないです。でも、Apple社員によるブログが極端に少ないのは事実ですね。

 おもしろそうなApple社員の秘密ブログがあったらこっそり教えてほしいと思った松尾でした。

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