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海外記事、ブログ、記事にならない情報について、ITmedia エンタープライズ海外記事担当から一言

スパムよりましなのはベーコン?

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 米国はすっかりクリスマス休みで、メディアやブログもまとめ記事ばかりになってきました。New York Timesの「Week in Review」恒例「今年のバズワード」からIT関連の流行語を幾つかご紹介します。新しいものばかりではないみたいなので、どちらかというと「今年定着した」という感じかもしれません。

●bacn(【名詞】ベーコン)

 メルマガやお知らせメールなど、自分で登録したんだけどちょっとうっとうしい自動配信メールのこと。スパムと同じくモンティパイソン由来です。「エッグ・ベーコン・スパム・ソーセージをスパム抜きで

●crowdsource(【動詞】クラウドソース)

 プロのメディアやアマチュアのブログなど、さまざまな情報源を駆使して問題解決に役立てること。

●e-mail bankruptcy(【名詞】メール破産)

 これは2002年にローレンス・レッシグ氏が言ったということで新しい言葉ではないそうですが、未読のメールがたまりすぎてどうにもならず、「ごめん、読まないで破棄しちゃいます」と宣言することだそうです。

●lolcat(【名詞】laughing out loud cat)

 日本でも人気の笑える猫画像(または映像)のこと。ぬこ好きは洋の東西を問いません。

●tumblelog(【名詞】乱雑なブログ?)

 リンクとか記事の一部の引用とか、興味を持ったものをとりあえず集めただけのブログ。個人の備忘録のようなものですね。一言ずつでも本人のコメントがついていると、ググってたどりついたときにあまりがっかりしなくて済むのですが。

 「スパム」と書くたび頭の中をバイキングが歌いながら歩き回って面倒な澤でした。あ、メリークリスマス。

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