MySpaceの音楽販売サービス、今度はうまくいく?
米国で今日から始まった「MySpace Transmissions」。最初のアーティストがジェームス(ジェイム「ズ」と書きたいけどワーナーで「ス」になってる)・ブラントというのはなかなか豪勢ですが、スタート時にアーティストが1人だけって、ちょっと寂しいです。
MySpaceはSNOCAPと提携して「MySpace Music Store」という音楽販売アプリをやってますが、これを自分のプロフィールに張ってるアーティストはなかなか見つかりません。iTunes Sotoreへのリンクを張ってる人の方が多い感じです。SNOCAPは10月にリストラしてるし、あんまり成功してないみたいです。
Transmissionsの一番のウリは「イクスクルーシブ」だと思います。ここでしか買えないオリジナルレコーディングバージョン。ブラントの場合はコーラスのおじさんと2人でMTVのアンプラグドみたいな感じで5曲収録しています。プレスリリースによると、アーティストは自分でスタジオや演る曲を決めて、インタビューもこみでさくっとレコーディングするみたいです。スタジオ代とかビデオ編集代はMySpace持ちなのかも(じゃないとアーティストが集まらないと思う)。販売価格も自分で決められるらしく、ケースバイケースのようですが売り上げは全部アーティストのものになるらしい。
でもたとえ5曲とはいえレコーディングするのは結構労力がいるし、大物アーティストが次々と参加するってことになるかなぁ。売り出し中の若手だったら別にイクスクルーシブじゃなくてもいいしなぁ。あ、いかんいかん、ネガティブなことを言ってしまいました。アーティストも音楽ファンも幸せになれる道を模索しているというのに(そういえば広告が全然出てないです、このページ)。
調べ物でMySpaceをふらふらしてたらcapsuleのCD本日発売を知ってそわそわ中の澤でした。