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Second Lifeならぬ「Third World」がVirtual Earthに登場?

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 米Microsoftは4月1日、オンライン地図プラットフォーム「Virtual Earth」上で利用できるバーチャルワールド「Third World」を、今週公開すると発表した

 Third Worldは、Virtual Earthのプラグインとして公開され、ユーザーは、実際の地球をモデルとしたVirtual Earthの上で、バーチャルライフを楽しめる。SNSのMySpaceやTribe、Friendsterをサポートしており、Third World上で1から友人作りをする必要はない。Facebookも近日中にサポート予定。

 Third World上では、洋服の好みを特定しておけば、アバターの行く場所に合わせて自動的に衣服を取り替える機能を備えた。Third Worldの通貨には、2001年に破産したネット通貨サイト「Flooz.com」オンライン通貨「Flooz」を再活用。現実世界では4ドルのラテを、たったの20Flooz(1ドル50セント相当)で飲むふりができるなど、Third World上では何もかもが破格の安さとなっている。

 また、現実世界同様、「アダルトオンリー」のスペースを設定。バーやクラブなど、現実世界で「21歳以上」とされる場所は、Third World上でも大人だけが利用できる。一方、学校や遊び場など、12歳以下の子供だけが利用できる「チャイルドセーフ」スペースもある。

 Third Worldは、今週、Third World内で公開予定。デュランデュランやステインドを招いたローンチイベントへの入場料は、50Floozとなっている。

 以上、遅ればせながら米国駐在員から送られてきたエイプリルフール記事を掲載した代理の澤でした。

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