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音楽のDRMは撤廃、では映画は?

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 EMIがデジタル音楽のDRMを撤廃するという大胆な方向転換に乗り出しました。そういえば、EMIは先月、DRM支持派のWarner Musicからの買収提案を蹴っていますが、これが理由の1つだったのかもしれませんね。

 DRM不要論を唱えたAppleのスティーブ・ジョブズ氏がDisneyの取締役で個人筆頭株主でもあることから、「次は映画のDRM撤廃?」との声もありますが、どうもそうはいかないようです。PCWorldの記事によると、ジョブズ氏はEMIの記者会見で、動画のDRMについての質問に「音楽とは状況が違う」と答えたそうです。

 ほとんどの音楽はDRMのないCDで販売されているのでDRMは違法コピー防止の役に立たないけれど、DVDにはコピープロテクトが組み込まれているから……というのがその理由。映画業界内でDRMを見直す動きも多少あるようですが、実現は難しそうです。

 以上、広瀬でした。

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