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海外記事、ブログ、記事にならない情報について、ITmedia エンタープライズ海外記事担当から一言

挟まれるZuneと挟めるiPod

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 昨日は「ラムズフェルド長官更迭 後任ゲーツ氏」という見出しを見て、一瞬「ビル・ゲイツ政界進出?」と勘違いしてしまいました。そんなのわたしだけか、と思っていたらsawaさんも同じ勘違いをしたそうでちょっと安心。

 それはさておき、Microsoftが「Zune税」(要は私的録音補償金ですよね。Zune 1台につき1ドルという報道もあります)をUMGに支払うというニュースが入りました。日本でも昨年、HDD搭載プレーヤーへの私的録音補償金(「iPod税」「iPod課金」と呼ばれていました)課金問題が話題になりました結論は先送りとなっています。

 デバイスメーカー側は、プレーヤーの値上がりにつながりかねないですから、補償金の支払いは避けたいでしょう。しかし今回デバイス供給側のMicrosoftがZune税の支払いに応じたことで、ほかのメーカーも補償金を要求される可能性が出てきました。Microsoftの選択を苦々しく思っているメーカー関係者さんもいるのではないでしょうか。デバイスメーカーとレーベルに挟まれて、Microsoftは微妙な立場に立たされることになりそうです。

 さて挟むと言えば、クリップ型の新iPod shuffle。編集部で実験したところ、A4の普通紙を13枚まで挟むことができました。クリップとしても活用できそうですね。

 以上、広瀬でした。

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