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開発ツールビジネスの再生に格闘。マーケティングの視点で解説

エンバカデロが4コマ漫画を始めたわけ

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本日、2回目となるComic Embarcaderoなる4コマ漫画が投稿された。えーと作者は... と見ると、うちのマーケ担当だ。

Comic_embt_thumb_vol2

最近、あちこちでマンガを使ったマーケティングを見かけるようになった。キラキラしたかっこいいバナーは素通りしてしまうけど、マンガだとつい視線がいくし、訴えたいことを面白く見せられて、押しつけ感もない。

ははーん、エンバカデロも流行に乗って、マンガ家を雇ったか?と思われるかもしれないが、実は違う。ちょっと経緯を説明しよう。

最近のDelphi/C++Builderは、WindowsだけでなくMac OS X向けにもネイティブコードを吐き出す。FireMonkeyというコンポーネントフレームワークを使うことで、両方をターゲットにしたアプリケーションを開発できて、オプションひとつで出力を変えられる。

そんな理由から、最近WindowsとMacの両方という、特にパッケージアプリケーション系での需要に対応するために、DelphiやC++Builderに乗り換えるケースが増えてきた。

その典型的な例として、とあるゲーム開発向けのツールベンダーさんにC++Builderを採用いただいた。現在Mac対応版を開発中だが、9月のデベロッパーキャンプでプレビュー版を披露する機会もあった。

その打ち合わせで訪問したとき、壁に貼られたポスターにうちのマーケ女子が飛び付いた。

「私でもマンガが描けるようになるんですか?」

マンガ家志望とは知らなかった。夢の実現を助けてあげるのが上司だ。よし、投資してやろう。

「え、そんなコストかけてもいいんですか?」

何を言っているんだ。夢の実現のためなら、これぐらいの投資。

ということで購入したのがこれ。9000円の投資であった。

かくして、エンバカデロのマーケ女子は、その日からマンガ家として活躍することとなったのであった。

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とはいかないのが現実。マンガの絵については、ドラッグ&ドロップで簡単に作成できる。しかし、伝えたいことを4コマで、ちゃんと落ちるように作るのは難しい。これから必要になるのは、むしろこっちか?

ちなみに、基本セットには、ビジネス系の服装などが入っておらず、制服系のマンガになってしまう。キャラクターやアイテムは別売で、着せ替えのように増やしていけるのだが、ビジネス系をターゲットとしたマンガを作成するのであれば、「コミPo! ビジネス文書 マンガセット・スターターパック」を購入するほうがよいのかもしれない。

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