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開発ツールビジネスの再生に格闘。マーケティングの視点で解説

CEDEC 2012に行ってきました

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昨日は、ゲーム開発者向けのイベント「CEDEC 2012」に招待いただいて、パシフィコ横浜まで行ってきました。

企業向けの開発で主に使われているDelphiやC++Builderを販売しているエンバカデロがどうしてゲーム?と思われるかもしれません。しかし、近年のゲームはソーシャル化して、サーバサイドの開発も重要だったりするし、DelphiC++Builderも、FireMonkeyというCPU/GPUネイティブの見た目もリッチなHD/3Dコンポーネントが搭載され、しかも、それがWindowsとMac OS X、さらにはこれからモバイル向けにどんどん展開していくぞ、とあって、全然関係ない世界ではなくなってきたのです。

ちなみに、ゲーム開発業界でのMac率も上昇傾向にあって、これまでWindows専用だったような開発ツールが、Mac向けにもリリースされるようになっているとのこと。

ちょうど、そうした需要の中で、上に挙げたC++BuilderとFireMonkeyの組み合わせで、Windows/Macクロス開発を実践されている方がいて、その展示があるというのも今回訪問した大きな理由なのでした。

3Fの展示コーナーを周ってみると...。ありました!

Cedec01s

でかいディスプレイでMac版が動いています。しかも、旧バージョンのWindows専用版より、FireMonkeyのスタイルを使って、格段にかっこいい感じです。

この製品の開発に関する話題は、9月4日のデベロッパーキャンプ(秋葉原UDXにて)の【B4】セッションFireMonkeyクロス開発テクニカルエッセンス - アニメーションデータ作成ツール開発事例からで語っていただくことになっています。乞うご期待。

さて、展示会場は、ちょうど東映アニメーションさんの招待講演「プリキュアシリーズ エンディング ダンスの変遷」が終わり、大変なことになっていました。

Cedec02s

全体的に、若さと熱気を感じるイベント。最近のエンタープライズ系にはない、パワーを感じました。我々もがんばらなければいけませんね。

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