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開発ツールビジネスの再生に格闘。マーケティングの視点で解説

David I プライベートで日本へ

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先週、エンバカデロでチーフエヴァンジェリストを務める David I こと デビッド・インターシモーネ が来日しました。今回は、いつものようにイベントや製品発表といった仕事ではなく、日本に留学している娘さんの卒業式に参列するため、家族揃っての休暇です。

卒業式参列以外では、鎌倉、ディズニーシー、京都、広島などに旅行し、家族の時間を大切にしたようです。そんなDavidに、先週金曜日の昼間だけ時間を作ってもらい、開発系に詳しいメディアの皆さんに集まってもらっての懇談会を開きました。

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会場は、エンバカデロのオフィスから歩いて2分ほどの場所にあるレストラン。たまにランチで来ますけど、結構辛いカレーがあります。ご覧のような看板を入り口に掲げ、アットホームな雰囲気で楽しんでもらおうという趣旨です。

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懇談内容は、ハッシュタグ #davidiこちら を見ていただければなんとなく雰囲気が分かりますが、80年代のソフトウェア開発から時代を追って見ていき、Turbo PascalやDelphiの登場を振り返りつつ、最終的に2010年、さらには2020年のソフトウェア開発について議論しようというものです。

この時点で特に新製品云々の話題はありませんでしたが、モバイル系の新しいハードウェアや新しい入力デバイスなどにどのように対応していくのか、といった大きな視点でのディスカッションが見られました。

それから「クラウド」というキーワードで開発環境そのもののクラウド化についても少し触れていました。これについては、一旦お開きになってから、いろいろな可能性を語りました。

実際問題として、現在クライアントのCPUを使って開発を行っているタイプの開発を、サーバーサイドに移行するのは大きな技術的な飛躍がある。しかし、2020年という長いスパンで考えたときは、それが現実と遠いかというとそれも分からない。

ただ、現状を考えてみると、クライアントのCPUを使った開発は存在し続けるし、これらをすべてサーバーサイドに移行するというのはナンセンス。むしろ、それらをうまく共存させたかたちでの新しい環境が出てくるのではないだろうか。例えば、従来のIDEがツールクラウドと連携してさまざまなアドインをオンデマンドで利用できるようになるとか。

将来の構想について語るのは楽しく、議論はつきません。

今回は、夜はプライベートで、ということがあったので、開発者の皆さんとの懇親の場を設けることはできませんでしたが、ちょっとご無沙汰している開発者向けイベントもしっかりやらなければなりませんよね。

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