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開発ツールビジネスの再生に格闘。マーケティングの視点で解説

祝!日本快勝 - げんとかジンクスとか

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がけっぷちの侍ジャパンがキューバに快勝したようだ。日中のビジネスアワーにテレビにかじりつけない人のために、あの手この手でリアルタイムネット配信していて、関心してしまった。

さて、これまでこの種の日本代表試合、自分は快勝を見たことがありません。逆にドーハの悲劇もテレビ観戦してたし、前回のWBCも負けた韓国戦ばっかり見てたような。でも、今回は、気にかけていないと負けてしまうようで、がけっぷちの今回は、仕事をしながらもときどきチェックしていました。

この種のげんかつぎは、実際、自分の手ではどうしようもないときに考えてしまうものです。ペトコ・パークに気を送るとか、正座して観戦させていただきます、とか、常識的に選手にはまったく関係なく、99.999%、勝敗には関係ない。

でも、遠方の応援団はそれぐらいしかできないので、つい気にしてしまうもの。

一方、自分がコントロールできるものについては、むしろ、こうしたげんかつぎを積極的に利用します。いつものまわいをつくるとか、平常心になるため、とか、色々言いますよね。

よくプレゼンをするときに、自分のまわいをつくるには、しゃべりはじめで時計をはずします。まずは落ち着いて、ということもありますけど、時間厳守の意味も込めて、時計を見えるところにおいておきたいという気持ちからです。

ただ、落ち着くかどうかは、こうしたまわいよりも、事前の準備が大事で、実際、あんまり準備していないようなプレゼンだったり、成功率の低いデモなんかだと、ドキドキしますから、そうならないためには、しっかり準備して自分のものにしておかないとだめです。

先日も、プレゼンデビューのエンジニアにその話をしたら、「えー、藤井さんでもそうなんですか?」と驚いてましたけど、そんなもんです。何事も、地道な努力と周到な準備が大事なんですよね。

実際、始まってしまってから「しまった!準備不足だった」というのが一番情けない。それだけは避けなければらないことですね。

げんかつぎに依存するのは、自分でコントロールできないときの最終手段ということで、スポーツ観戦ぐらいにとどめておきましょう。

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